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              |  |  | 風俗嬢意識調査 ――126人の職業意識
 [2005.04.05刊行]
 著●要友紀子/水島希
 定価●2,300円+税ISBN4-939015-76-9 C0036
 四六判/304ページ/上製
 印刷・製本●
 ブックデザイン●沢辺均
 
 在庫有
 
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 【内容紹介】 【目次】風俗嬢は自分たちの仕事についてどう思っているのか――。性風俗に関する現実的な議論と対策を考えるために、風俗嬢126人に、仕事について聞いてみました。
 「あなたは、この仕事で何を売っていると思いますか」「この仕事のことを、家族や恋人に話していますか」など、全39項目の質問の答えから何がみえるか。宮台真司、橋爪大三郎、小倉千加子などによる解説付き。
 
 ■第1章■風俗嬢意識調査報告――
 年齢/動機/仕事の見つけ方/職歴/勤務年数/掛け持ち/労働時間/収入/サービス内容/取材/仕事に対する誇り/罪悪感/仕事の良い点/売春/仕事について/風俗と浮気/風俗に対する認識/引退/客からの被害/被害への対処/客の態度/ストーカー被害/嫌な客/店からの被害/身体的な変化/精神的変化/困ること/相談相手/性病検査/病院の対応
 
 ■第2章■風俗嬢座談会+再現インタビュー――
 ●風俗嬢座談会 調査結果とお店の中
 絵里奈(イメクラ)×千夏(イメクラ・性感)×公佳(イメクラ)
 要友紀子×沢辺均(ポット出版)
 ●ヘルス系風俗のタイムテーブル
 学園系イメクラで働く、坂本公佳ちゃんのある一日
 ●再現インタビュー
 ●『風俗嬢意識調査』はこうして作られた
 かおり(イメクラ)×要友紀子
 
 ■第3章■『風俗嬢意識調査』を読む――
 橋爪大三郎●風俗嬢の労働は、ごくふつうの労働なのか
 瀬地山角●フツーの人のフツーのお仕事
 南智子●風俗嬢意識調査にみる、風俗・セクシュアリティ・男女関係の過渡期的変質
 小倉千加子●今や「風俗嬢」は「客体」ではない
 宮台真司●社会の中に性がある売買春合法化に向けて
 
 資料●アンケート用紙/全回答/風俗の分類と内容/風俗用語辞典
 
 【著者プロフィール】
 ▼要 友紀子(かなめ・ゆきこ)
 1976年生。SWASHメンバー。
主な著作は「売る売らないはワタシが決める」(共著、ポット出版、2000)、
「性を再考する」(共著、青弓社、2003)など。
 本調査を実施するにあたっての活動日誌を公開している。
 
 ▼水島 希(みずしま・のぞみ)
 1969年生。東京大学情報学環交流研究員。SWASHメンバー。専攻は行動生態学、進化論。理学博士。主な著作は「売買春とセックスワーカー」(共著、アエラムック『ジェンダーがわかる。』、朝日新聞社、2002)、「セックスワーカーの運動─それでも現場はまわっている」(『労働のジェンダー化』平凡社、2005)など。
 
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