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              |  |  | ず・ぼん1図書館とメディアの本
 [1994.07.20刊行]
 編●ず・ぼん編集委員会+スタジオ・ポット
 定価●2000円+税ISBN4-939015-04-1 C0000/3,000部
 B5判/140ページ/並製
 表紙イラスト●塩井浩平
 表紙デザイン●田端剛
 
 在庫有
 
 
 
 【内容紹介】
 86年に開かれた「'86富山の美術」展に絡んで起きた問題で、突然の作品の売却、図録の焼却処分にまで及んだ「富山県立近代美術館・図書館事件」を特集。ほかに、「このごろの出版流通」「このごろの図書館業界」。
 
 
 【目次】
 ●ず・ぼんの夢/堀 渡(第1号編集委員会・代表)
 
 特集 ある自画像の受難
 富山県立近代美術館・図書館事件
 ●遠近を抱えて /大浦信行
 ●作品と図録の公開を
 特集の編集にあたって
 ●20代の図書館員たちが話しあった
 ●大浦信行と「富山」
 作家に訊く(大浦信行インタビュー)/堀 渡
 ●作品公開運動から反検閲運動へ/小倉利丸(富山大学教授)
 ●「クレーム」と「意見」はどう違うの/藤江 民(富山在住美術家)
 ●菊のタブーは存在する/松本直治(北日本新聞相談役・ノンフィクション作家)
 ●大浦作品の売却と図録焼却のころ/伊集院渉(記者・元富山在住)
 ●顔のない女のヌードと、名前のない「フェミニスト」/きたはらめぐみ
 ●「反対」と「静観」のあいだ/高松久子
 ●芸術と討論と天皇制について/鈴木邦男(民族派「一水会」代表)
 ●美術館のねじれた尻尾/三頭谷鷹史(美術評論家)
 ●偏在する公立美術館の現状と課題/雨宮藤彦(美術ジャーナリスト)
 ●空洞…主体とことばがないゆえの/大泉ひがし(美術評論家)
 ●富山県立図書館の図録非公開と資料損壊事件について/石塚栄二(帝塚山大学教養学部教授)
 ●沈黙は孤立を深める/東條文規(四国学院大学・短期大学図書館員)
 ●市民の権利としての「図書館の自由」/青木爽平(元東京都立図書館員)
 ●で、何ができたんだろうか
 編集委員会座談会
 ●富山事件年表
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 ●マッカルデン事件とカリフォルニア図書館協会/川崎良孝(椙山女学園大学短期大学部文学科教授)
 ●図書館を考えるために
 選書/根本彰(図書館情報大学助教授)
 ●このごろの出版流通(1)
 『週刊金曜日』の流通/長岡義幸(フリー記者)
 ●このごろの出版流通(2)
 出版流通をめぐる願望と成果/北川明(第三書館代表)
 ●このごろの図書館業界 どうなる!? 調布の財団委託/山口元治郎/横川武志/小池信彦/手嶋孝典
 ●図書館にみえる困ったやつ/としょかん・太郎
 ●図書館人のための整体診療室(1)/佐藤朋弥/長浜哲
 ●わたしの図書館うちゅう/新海きよみ(図書館員)
 ●本の源流/藤島二三夫(広葉樹専門の材木屋社員)
 ●アフリカダイコのつくり方/駒沢レオ(制作指導)
 ●あなたの図書館体験
 ●サビプロ  北海道の出版社
 ●編集後記
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