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幸福のつくりかた
[2000.12.15刊行]
著●橋爪大三郎
定価●1900円+税
ISBN4-939015-29-7 C0036/初版3,000部
四六判/288ページ/上製
カバー写真●JANE VOLLERS/amana images
ブックデザイン●沢辺 均
在庫有
【目次】
はじめに
1章 幸福な学校
●学校教育の敗北
プライドを育てる教育
●教育が変われば、日本が変わる――社会経済生産性本部中間報告を踏まえて
教育改革の基本的な考え
教育改革は日本を改造する手だて
選択・責任・連帯の教育改革
小・中学校の改革
学区制の廃止と校長に経営権を
相対評価ではなく絶対評価に
学力と人格を区別する
足並みを揃えない
高校の改革
入学試験をなくす
高校学力検定の導入
大学の改革
入学試験の代わりに奨学金
学費は銀行が本人に貸し付ける
キックアウト制の導入
教師枠を外国人に開放する
質疑応答
2章 幸福な社会
●社会を元気にする表現戦略
コミュニケーションとしての社会
コミュニケーションで成立する社会のあり方
社会関係のパターンを解明する社会(科)学
メディアは社会関係を拡大させる
メディアとともに、表現の可能性も拡大する
社会を元気にする表現戦略
元気が出ない四つの理由
マルクスの疎外論
ウェーバーの官僚制
競争市場と官僚制の混合としての近代社会
機能集団が共同体に転化する日本の組織
組織の二律背反をいかに克服していくか
一人ひとりが労働の作品化を目指す
質疑応答
●民主主義はよみがえるか
政治はなぜおもしろくないか
結果がわかっていた戦後の選挙
儀式としての選挙
政治とは何か
政治は現実をつくりだす
政治的決定とは一人ひとりの決断の集合
政治的決定をしないのが日本の政治文化
民主主義はどうすればよみがえるか
日本人は民主主義を理解していない
煮え切らない日本人の態度
人を信じる日本人
日本の政治文化を改革する――お金
日本の政治文化を改革する――人
日本の政治文化を改革する――情報
日本の政治文化を改革する――名誉
質疑応答
●公共事業とは何か
公共事業をなぜ見直すのか
他人のお金だからおこる堕落や退廃
地方交付税を廃止する
過疎化を防ぐ必要はない
都市の集積効果を高くする
自立した地方の集合で生まれ変わる
意識と制度の改革
官僚への公共事業の権限をなくす
出資法と公職選挙法をなくす
官は民の部下であるという意識を持つ
3章 幸福なわたし
●幸福原論
幸せの原点は遊びにある
子供が遊びを失ったとき
リアリズムと理想を育てよう
人は誰でも幸せになれる
●日本人はいま何を考えればよいのか
考えるとは何か
世界を考える
フラストレーションがたまる21世紀
冷戦後、ふきだした諸問題
日本を考える
戦後は戦前の裏返しでなかったか
戦後、背負い込んだ負の遺産
日本株式会社のリーダーたち
資本家が育たなかった戦後
日本のあしたを考える
個人の生きやすさを追求する
組織の機能を立て直す
日本語を大切にする
二一世紀を考える三つのキーワード
質疑応答
おわりに
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