2012-06-01
ねんねこりんの本、「クーヨン」「助産雑誌」で紹介
『あかちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方』(釘村千夜子著)が、
「助産雑誌」6月号(医学書院)と「月刊クーヨン」7月号(クレヨンハウス)で紹介いただきました。
ありがとうございます。
『あかちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方』(釘村千夜子著)が、
「助産雑誌」6月号(医学書院)と「月刊クーヨン」7月号(クレヨンハウス)で紹介いただきました。
ありがとうございます。
TOWER RECORDS ONLINEで連載「アイドルのいる暮らし」がスタートしました。
著者は『グループアイドル進化論』共著者の岡田康宏(@supportista)さんです。
この連載は、ポット出版から単行本として刊行を予定しています。
平日のライブ会場やショッピングモールで行われるイベントで、いつも見かける大人の姿がある。けっこういい歳してるけど、この人たちはいったいどんな生活をしているのだろう?
大人のアイドルファンは、アイドルファンであるだけではなく日常を生きる社会人でもある。お金も暇もある大人のオタクには、元気なだけの若者にはない深みと趣きがある。ライフスタイルとしての現場系アイドルファン、大人のオタクの遊び方とは?
今回お話を伺ったのは童貞ゾンビさん(仮名)だ。30代後半。会社員。世田谷区内に買ったマンションで同い年の妻、3人の子供と暮らしている。90年代のはじめ、ribbon(1989-1994 永作博美、松野有里巳、佐藤愛子の3人組)をきっかけにしてアイドルにハマった彼は、制服向上委員会で一推しのメンバーが卒業したのと同時に一度はアイドルから離れ家庭を持ったが、05年12月にAKB48を見て再びアイドルの世界に戻ってきた。
AKBファンとしては劇場オープン直後の05年12月から参戦。半年で100MVP(*1)を達成し、現在も現役で活躍するオリジナルメンバーの初年度の生誕祭企画にも深く関わるなどなど、初期AKBの劇場の空気をよく知る人物でもある。第三子が生まれたことで時間的な余裕がなくなり、今はJK21などを中心に月に1度イベントに足を運べるかどうかという状態(本人曰く「現役を退いた身」)だと言う彼に、これまでのアイドル遍歴や応援スタイル、家庭との両立などについて話を聞いた。
以前このブログでも報告したとおり、
『ねんねこりんの作り方』刊行を記念して、
東北復興支援プロジェクトの活動「ふんばろう東日本プロジェクト」の「ミシンでお仕事プロジェクト」南三陸ミシン工房で縫製されたスリング「ねんねこりん」が仕上がってきています。
刊行記念ということで、書籍とスリングのセットを特別記念価格6,700円で販売をはじめています。
本を読んでもなかなか自分でつくるのは……という方は、ぜひ仕上がったスリングを!
販売は、ねんねこりん工房のサイトからどうぞ→ねんねこりん工房
ポット出版でも取り扱いはできるのですが、
ねんねこりんの生地柄がいろいろ選択できるので、
ねんねこりん工房のサイトからどうぞお選びください。
ポット出版サイト内のマガジンポットで新連載「テレクラ・ボーイズ」がスタートしました。
1980年代にはじまるテレクラ黄金時代について、実体験をもとに語ります。
1週間に1回程度のペースで更新していきますので、お楽しみに!
以下は著者による「まえがき」です。
———–
いまや“出会い系”としては、絶滅危惧種となったテレクラ。しかし、テレクラは伝言ダイヤル、SNSなど、今に続く出会い系サービスの先駆けであり、見知らぬ男女が出会うための初めての社会的“装置”だった。
この連載では、出会い系の元祖たる、テレクラの黄金時代を振り返ってみたい。そこからこの国の男女はどう変わっていったのか、それとも変わらなかったのか、みえてくるものもあるかもしれないと思うからだ。
語り部の梶木俊作こと、私を簡単に自己紹介させていただこう。東京の下町に生を受け、同所で育ち、半世紀を生きる生粋の東京人。“下町の電通”と自称(詐称!?)する自らの企画会社で、真面目に仕事に打ち込む傍ら、日夜、どうしたら女性と出会い、セックス出来るかばかりを思考し、実践する。「一生懸命、遊ぶ」をモットーとする真面目な遊び人である。ストリートや合コンから、テレクラや伝言、ネット、SNSまで、出会い系は、ほとんど体験済。今回は“持ちネタ”の一部を公開させていただく。
なお、文中の名称などは、プライバシー保護(勿論、私のプライバシーが最優先だが)の立場から、一部仮称、創作であることをご了解いただきたい。
2012年5月4日(金・祝)〜27日(日)東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演される舞台『シダの群れ 純情巡礼編』の会場にて、本公演の戯曲を先行販売いたします。
戯曲全編とともに、「あとがき」も収録。
ぜひお買い求めください!
作・演出、岩松了。
出演は堤真一、松雪泰子、小池徹平、荒川良々、倉科カナ、市川実和子、石住昭彦、吉見一豊、清水優、太賀、鈴木伸之、深水元基、浅野彰一、風間杜夫。ギター演奏は村治佳織。
前作の舞台、志波崎組は跡目争いに端を発し、敵対する増岡組との間で抗争が勃発、組は壊滅状態に。あれから2年、増岡組は矢嶋組と志波崎組を潰しにかかるが……。
「このドラマは、ヤクザの三つの組の間に起こる、反逆と共闘の物語。すなわち、移ろう人間関係と、その移ろうことの根拠の無さを問うものである。」(岩松了)
4月25日(水)新宿紀伊國屋書店南店6Fで、行なわれた「女子こじ」イベント。
当日は小雨のなか、なんと70人ものお客さんにおこしいただき、盛況のうちに終了しました。
椅子席が30席弱で、あとは立ち見だったにもかかわらず、たくさんの方が最後まで聴いて下さって
本当にありがとうございました。
本も売れました。
トーク終了後のサイン会では長蛇の列。
おかざきさん、雨宮さんおふたりに魅了された楽しいトークの夜でした。
このトークの模様は、書籍化する予定です。
どうぞお楽しみに。
2012年4月28日(土)〜5月6日(日)の間、ポット出版ならびにスタジオ・ポットは休業させていただきます。
5月7日(月)より、通常通り営業いたします。
ゴールデンウィーク期間中、
5月2日(水)16:00までにいただいたご注文は、5月8日(火)搬入、
5月2日(水)16:00以降にいただいたご注文は、5月9日(水)搬入になります。
ご不便をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。
『ジュン 0 石ノ森章太郎とジュン』が現在発売中の「オトナファミ」(2012年6月号)「復刻してました あの漫画40選」コーナーで紹介されました。
ありがとうございます!
4月25日(水)いよいよ開催です。
お楽しみに!
『&』『サプリ』などの作品で、恋愛や仕事でギリギリの状態に追い込まれながら、不器用に向き合う女性の姿を描いて多くの女性の共感を集めているおかざき真里さん。その作品に深く共感している『女子をこじらせて』の著者、雨宮まみさんが、現代女性の仕事や恋愛について、おかざき真里さんと語り合います!
入場無料、事前予約不要です。
ぜひ紀伊國屋書店新宿南店6階イベントスペース〈コミュニティガーデン〉にお立ち寄りくださいませ!
●出演者プロフィール
おかざき真里(おかざき・まり)
漫画家。 近刊に『& 3』(Feelコミックス/祥伝社/2012年1月)、『友だち以上(愛蔵版コミックス)』(集英社/2012年1月)。これまでの作品に『サプリ』(Feelコミックス)、『渋谷区円山町』(りぼんマスコットコミックス・クッキー/集英社)、エッセイ漫画『ひねもす 暦』(マガジンハウス/2010年) など。「&」は現在、フィールヤング連載中。
雨宮まみ(あまみや・まみ)
おもにエロのフィールドで活躍するライター。 福岡県生まれサブカルチャー育ち。 『てぃんくる』『SMネット』『ウォーA組』などに執筆中。AV情報サイト『メンズナウ』で「AV監督への33の質問」連載中。AV、性欲、女の自意識問題を得意分野とする。 女性限定のAVイベント「エクスタシー・サミット」の主催も務めた。 共著に『エロの敵』(翔泳社)、『リビドー・ガールズ』(パルコ出版)がある。
>>ブログ「弟よ!」はこちら。
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super wakuwaku live talkは入場無料、予約不要です。仕事帰りに立ち寄るとちょっと得した気分になれるかも。
>【動画アーカイヴ】過去に開催したライブトーク
>最新の開催スケジュール
2012年4月13日、『田舎医者/ポチ』(田亀源五郎)を発売しました
全国の書店、ネット書店で購入できます。
ゲイ・コミックの巨匠にして、世界的なゲイ・エロティック・アーティストである田亀源五郎が描く傑作短篇集。
表題作「田舎医者」(初出時より6頁加筆)をはじめ、描き下ろし作品「見知らぬ土地で奴隷にされて…」(24頁)収録。
輪姦(和姦)もの、ハードSMもき、ショタ系……などなど、さまざまなバラエティに富んだ計8篇。著者自身による作品解説付。
目次など、詳細は以下をご覧ください。
◎『田舎医者/ポチ』
著●田亀源五郎
希望小売価格●2,400円+税
ISBN978-4-7808-0178-1 C0979
A5判 / 272ページ /並製・函入
[2012年4月13日刊行]
目次など、詳細は以下をご覧ください。
◎『田舎医者/ポチ』
2012年4月4日(水)〜21日(土)、東京・神保町画廊にて相馬俊樹著「魔淫の迷宮〜日本のエロティック・アート作家たち(弊社刊)刊行記念「魔淫の迷宮展」が開催されます。
右から上田風子さん、山本タカトさん、町野好昭さん、たまさんの作品。
「魔淫の迷宮」未収録の作品も多数展示されています。
徳野雅仁さんの作品。エロチックだけど、どこかユーモアを感じさせられます(会場に来ていた徳野さんの許可を得て掲載しています)。
会場では弊社刊「魔淫の迷宮」をはじめ、相馬俊樹さんの著書や、参加作家の方々の画集/写真集も販売しています。
●魔淫の迷宮展
期間:2012年4月4日(水)〜4月21日(土)12時〜18時(金曜は19時まで)
※月曜、火曜は休廊
会場:神保町画廊 東京都千代田区神田神保町1-41-7 安野ビル1F
参加作家
山本タカト(やまもと・たかと)
1960年秋田県生まれ。画家。1983年東京造形大学絵画科卒業。2010年10月個展「キマイラの墓標」(東京・新宿「紀伊國屋画廊」)開催。画集に『緋色のマニエラ』(1998年、復刻版2001年、再復刻版2002年)、『ナルシスの祭壇』(2002年、復刻版2007年)、『ファルマコンの蠱惑』(2004年、復刻版2007年)、『殉教者のためのディヴェルティメント』(2006年)、『ヘルマフロディトゥスの肋骨』(2008年)、『キマイラの柩』(2010年)(『緋色のマニエラ』初版のみトレヴィル、以下すべてエディシオン・トレヴィル発行)、エッセイ集に『幻色のぞき窓』(2010年、芸術新聞社)がある。
「yamamototakato.com」
甲 秀樹(こう・ひでき)
画家/人形作家。1998年より少年や青年を中心に描く絵画活動を始める。月刊「薔薇族」の表紙絵を担当(1999年11月号より2002年12月号まで)。2010年3月、東京・渋谷「アートスペース 美蕾樹」にて個展「秘すれば花 Ⅱ」開催。また、2011年10月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて人形作品展「- a Boy’s portrait -」開催。
「HIDEKI KOH ONLINE」
中村 趫(なかむら・きょう)
写真家。1949年京都市生まれ。60年代後半に対抗文化の洗礼を受け、70年代の音楽活動を経て1980年代より女性や関節人形をモチーフに独特の耽美的写真作品を発表し始める。2011年3月、東京・浅草橋「パ ラボリカ・ビス」にて写真展「メランコリアの楽園」開催。2012年5月、東京「神保町画廊」にて個展開催予定。
空山基(そらやま・はじめ)
イラストレーター。1947年愛媛県生まれ。1971年より、リアルかつエロティックな女性や、機械化された女性の肉体美をモチーフにした作品を 制作し始め、国内外を問わず活動。2011年8月、東京・新宿「 B GALLERY」にて個展「Neo Japonism&Obsession」開催。画集『SORAYAMA MASTER WORKS』(2010年、Edition Skylight)など多数。
「SORAYAMA」
佳嶋(かしま)
イラストレーター。1973年東京都生まれ。少女、少年もしくは両性具有者をモチーフにエロティックなイラストを制作。2010年11月、東京「新宿紀伊國屋画廊」にて「パルファム・プロテティーク」開催。画集に『シアーマジック』(2006年)、『エロス&タナトス』(2006年)、『デルタ・オブ・ヴィーナス』 (2008年)、『パルファム・プロテティーク』(2010年)(すべて発行・エディシオン・トレヴィル、発売・河出書房新社)がある。
「ECHO」
井桁裕子(いげた・ひろこ)
人形作家/イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。1986年ころより球体関節の人形を作りはじめる。2010年3月、東京・青山「ときの忘れもの」にて「私小説―肖像の人形」開催。
「人形を探す旅」
上田風子(うえだ・ふうこ)
1979年栃木県生まれ。画家。東京工芸大学大学院修了。2011年2月、東京・渋谷「Bunkamura Galley」にて個展「Lucid Dream」開催。画集に『LUCID DREAM』(2011年、芸術新聞社)がある。
「Fuco Ueda」
谷神健二(たにがみ・けんじ)
東京都生まれ。画家。2011年11月、東京・銀座「青木画廊」にて個展「秘密の庭で遊ぶ少女たち―フロヲラル少女」開催。
「谷神健二公式ホームページ」
村田兼一(むらた・けんいち)
1957年大阪府生まれ。写真家。2011年6月、東京「神保町画廊」にて写真展「少女に棲む魔法」開催。写真集に『JAPANESE PRINCESS』(2005年)、『NAKED PRINCESS』(2010年)(ともにEdition Reuss発行)がある。
「Another Tales of Princess」
たま
1977年福井県生まれ。画家。大阪芸術大学美術学科卒業。2011年2月、東京・銀座「ヴァニラ画廊」にて 個展「epitaph―エピタフ」開催。画集に『Under the Rose―少女主義的水彩画集』(2008年)、『リドカイン★ドロップ―少女主義的水彩画集Ⅱ』(2010年)(ともに発行・アトリエサード、発売・書苑新社)がある。
「スイギョノマジワリ」
長谷川友美(はせがわ・ともみ)
1973年群馬県生まれ。アン・ミュージックスクール卒業。ジャズピアニストを経て画家に。
2011年10月、群馬県「フリッツ・アートセンター」にて個展「夢ノ森銀ノ雫」開催。2013年1月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展開催予定。
根橋洋一(ねばし・よういち)
画家。2010年11月、東京・板橋「カフェ百日紅」にて個展「桃色あくありうむ」開催。
「妖精画廊 根橋洋一の絵画世界」
町野好昭(まちの・よしあき)
1951年岐阜県生まれ。画家。2011年10月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展「–真珠–」開催。画集に『La Perle–真珠–』(2011年、発行・アトリエサード、発売、書苑新社)がある。
林良文(はやし・よしふみ)
1948年福岡県生まれ。1974年渡仏。以来パリ在住。2010年11月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展「構造の原理」開催。画集に『脳髄を懐胎したある唯物論者の花嫁』(1994年)、『花嫁の閏房に軟禁された両性具有者が生理学者Y氏と交わした密約』(1996年、ともにトレヴィル刊)、『構造の原理』(2010年、発行・アトリエサード、発売・書苑新社)がある。
徳野雅仁(とくの・がじん)
1941年大阪府生まれ。画家/完全無農薬有機自然栽培研究者。東京デザインカレッジ漫画部卒業。2010年7月、東京・板橋「カフェ百日紅」にて個展「博物学的誘惑」開催。無農薬野菜栽培に関する著書多数。
詳細は神保町画廊ホームページをご確認下さい。
文◎高橋大輔
4月1日(月)、チームねんねこりん(!)は、南三陸に行きました。
チームねんねこりんとは、ポットの4月の新刊『赤ちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方』
の著者釘村千夜子さん、編集者戸塚貴子さん、そして那須の3人です。
釘村さんは、「ねんねこりん」の発案者で制作・販売もしています。
製造・販売しているのに「なぜ作り方の本?」と思うかもしれませんが、
釘村さんの考えの根本には、赤ちゃんや子どもを育てる人が日々の「抱っこ」で赤ちゃんとの関係をもっともっと深めてほしいという思いが強くあります。
簡便な「ねんねこりん」スリングで、負担なく気軽なく抱っこできるように
家庭でも縫える「ねんねこりん」の作り方を紹介しました。
でも洋裁が得意じゃない方もいらっしゃることでしょう。
ということで、本の刊行記念と題して、
本の作り方で紹介した縫い方で制作した「ねんねこりん」を
価格を安くして販売することにしました。
そこでなぜ南三陸なのか!?
東日本大震災の直後から、被災地を応援し続けている
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」のなかに
「ミシンでお仕事」というプロジェクトがあります。
プロジェクトリーダーの熊谷さんに話をさせていただき、
「南三陸ミシン工房」の方々にこの刊行記念の「ねんねこりん」の縫製を依頼することとなったのです。
以下、二日間の報告レポートです。
3月31日(日)に仙台から車で宮城県の海岸沿い(石巻街道→女川街道からブルーラインで御前浜)を
ひたすら続く津波がおそったあとの荒涼たる風景に言葉もなく、ただ黙々と車を走らせるだけ。
北上川沿いから内陸に入っていきましたが、河口付近の集落は津波に飲み込まれ、背後に広がる山々の
斜面の杉の木も海の波をかぶった痕跡が残っていて、延々と続く被害の大きさに打ちのめされ続けました。
ようやく登米市にある、料理旅館「三浦屋」に到着。
南三陸町の旅館は復興工事関係者の宿泊が急増していて満室だったので、
南三陸の隣に位置する登米市で探すことに。
ここは宿泊だけじゃなくて、料理店として利用される方々も多いようで、
おいしいお料理をいただきました。
この日は珍しく暖かい日だったのですが、深夜には雪が降ったと朝起きたら
旅館の女将が教えてくれました。冷え込んだ〜。
翌日の朝は、南三陸ホテル観洋でプロジェクトリーダーの熊谷さんとメンバーの川本さんと待ち合わせ。
5Fにあるロビーにはおひなさまが飾られ、広い窓からは南三陸のおだやかな海が広がっていました。
下層階は津波で被害にあい、一時は避難所として部屋を提供されていたそうです。
そこから南三陸町に。町の中心、志津川地区は跡形もなく、南三陸では、いまも600人を超える人々が行方不明のままだ(2012年4月3日午後3時現在)。
山道を少し入ったところに、今回「ねんねこりん」縫製をお願いする方々が集まってくれている細浦仮設住宅に到着。
8畳ほどの部屋に、プロジェクトスタッフの鈴木さん、藤原さん、そして今回縫い手を引き受けてくれた
木下さん、阿部さん、畠山さん、そして細浦仮設住宅のリーダー大森さんが集まってくれました。
挨拶もそこそこにさっそく「ねんねこりん」の説明と縫い方ワークショップ。
試作品をすでに作ってくれた阿部さんからのアドバイスもいただきながら、
「ねんねこりん」1本を作っていきました。
ワークショップはお昼をはさんで3時間ほど。
みなさんに布と糸をお渡しして、終了!
別の仮設住宅から車で1時間かけてくださった方もいます。
みなさまお時間をいただいて、ありがとうございました。
できあがりが楽しみです。よろしくお願いいたします。
細浦仮設住宅の方から差し入れてもらったおまんじゅうと、
阿部さんが買ってきてくれた地元の和菓子屋さんの和菓子をいただきながら、
大森さんが南三陸の現状について話してくれました。
南三陸町のなかには移転先が決まったところもあるようですが、大森さんたちの地域では、規模も大きい事もあって、まだ移転先がまとまらないそうです。
震災直後よりも、こうして一年経って、いまのほうが「心が折れそう」な時があると…。
気が遠くなるようなこれからのことを目の当たりにしつつ、それでもひとつひとつ人々の知恵を集めて
進んでいるんだということもよくわかりました。
「ねんねこりん」はそんなに大量に縫製をお願いすることはできないかもしれませんが、
これからも長くお願いしていければと3人で話しながら帰途につきました。
直接見て、お会いして、お話して、という貴重な時間をもらえて本当によかったです。
「ねんねこりん」の製品の販売は、めどがついたら、またHPでお知らせします。
書店のみなさま、本といっしょに置いてもいいよ、とおっしゃっていただけるなら、うかがいます!
ぜひお声かけください。
『&』『サプリ』などの作品で、恋愛や仕事でギリギリの状態に追い込まれながら、不器用に向き合う女性の姿を描いて多くの女性の共感を集めているおかざき真里さん。その作品に深く共感している『女子をこじらせて』の著者、雨宮まみさんが、現代女性の仕事や恋愛について、おかざき真里さんと語り合います!
入場無料、事前予約不要です。
ぜひ紀伊國屋書店新宿南店6階イベントスペース〈コミュニティガーデン〉にお立ち寄りくださいませ!
●出演者プロフィール
おかざき真里(おかざき・まり)
漫画家。 近刊に『& 3』(Feelコミックス/祥伝社/2012年1月)、『友だち以上(愛蔵版コミックス)』(集英社/2012年1月)。これまでの作品に『サプリ』(Feelコミックス)、『渋谷区円山町』(りぼんマスコットコミックス・クッキー/集英社)、エッセイ漫画『ひねもす 暦』(マガジンハウス/2010年) など。「&」は現在、フィールヤング連載中。
雨宮まみ(あまみや・まみ)
おもにエロのフィールドで活躍するライター。 福岡県生まれサブカルチャー育ち。 『てぃんくる』『SMネット』『ウォーA組』などに執筆中。AV情報サイト『メンズナウ』で「AV監督への33の質問」連載中。AV、性欲、女の自意識問題を得意分野とする。 女性限定のAVイベント「エクスタシー・サミット」の主催も務めた。 共著に『エロの敵』(翔泳社)、『リビドー・ガールズ』(パルコ出版)がある。
>>ブログ「弟よ!」はこちら。
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super wakuwaku live talkは入場無料、予約不要です。仕事帰りに立ち寄るとちょっと得した気分になれるかも。
>【動画アーカイヴ】過去に開催したライブトーク
>最新の開催スケジュール
リーマンショック以降、再び注目を集めたケインズ『一般理論』。
そこには現在の不況に対する処方箋がたくさん詰まっている。
しかし、ケインズの遺産をつつき回すだけでは
今後の経済学が発展していくはずがない。
経済学の未来はどっちだ!
山形浩生と飯田泰之の二人が語ります。
3月13日に開催した『女子をこじらせて』の刊行記念イベント「能町みね子×雨宮まみ こじらせ女子トーク第二弾『こじらせ女子のときめかない日常』」がガジェット通信で紹介されました。
乙女男子・ふじいりょうさん執筆の記事です。
ありがとうございます!
2012年3月17日(土)〜3月20日(火)の間、ポット出版ならびにスタジオ・ポットは休業させていただきます。
3月21日(水)より、通常通り営業いたします。
ご不便をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。
『木造仮設住宅群──3.11からはじまったある建築の記録』(制作・はりゅうウッドスタジオ/写真・藤塚光政/制作協力・日本大学工学部建築学科浦部研究室)の書評が現在発売中の「サンデー毎日」2012年3月25日増大号に掲載されました。
ノンフィクション作家の小林照幸さんによる書評です。
ありがとうございます。
マガジンポット「哲学者・石川輝吉の、ちょっと『ぐずぐず』した感じ」の中で、“どうぞご自由に”レジュメ集の公開を始めました。
哲学の古典を「詳細レジュメ」「要約レジュメ」「“帰ってきた”レジュメ」の三種類のレジュメで読み解きます。
第一弾はニーチェ『道徳の系譜』。
読書のお伴や勉強会など、どんな用途にでも、“どうぞご自由に”お使いください。
2012年4月13日刊行予定の近刊『田舎医者/ポチ』の予約受付を開始しました。
※応募者が定員に達したため、サイン本の受付は終了しました。
弊社へ直接ご予約いただくと、先着30名様まで先着60名様まで「田亀源五郎直筆サイン入り」となります!!(応募者多数のため、追加しました)
たくさんのご予約をお待ちしております。ご予約方法は以下をご覧ください。
※サイン本を希望されない場合は、希望しない旨お書き添えの上、ご予約下さい。
ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。
本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。
通常のご予約は引き続き承ります。
ゲイ・コミックの巨匠にして、世界的なゲイ・エロティック・アーティストである田亀源五郎が描く傑作短篇集。
表題作「田舎医者」(初出時より6頁加筆)をはじめ、描き下ろし作品「見知らぬ土地で奴隷にされて…」(24頁)収録。
輪姦(和姦)もの、ハードSMもき、ショタ系……などなど、さまざまなバラエティに富んだ計8篇。著者自身による作品解説付。
目次など、詳細は以下をご覧ください。
◎『田舎医者/ポチ』
著●田亀源五郎
定価●2,400円+税
ISBN978-4-7808-0178-1 C0979
A5判 / 272ページ /並製・函入
[2012年4月13日刊行予定]
目次など、詳細は以下をご覧ください。
◎『田舎医者/ポチ』
2012年4月4日(水)〜21日(土)、東京・神保町画廊にて相馬俊樹著「魔淫の迷宮〜日本のエロティック・アート作家たち」(弊社刊)刊行記念「魔淫の迷宮展」が開催されます。
●魔淫の迷宮展
期間:2012年4月4日(水)〜4月21日(土)12時〜18時(金曜は19時まで)
※月曜、火曜は休廊
会場:神保町画廊 東京都千代田区神田神保町1-41-7 安野ビル1F
参加作家
山本タカト(やまもと・たかと)
1960年秋田県生まれ。画家。1983年東京造形大学絵画科卒業。2010年10月個展「キマイラの墓標」(東京・新宿「紀伊國屋画廊」)開催。画集に『緋色のマニエラ』(1998年、復刻版2001年、再復刻版2002年)、『ナルシスの祭壇』(2002年、復刻版2007年)、『ファルマコンの蠱惑』(2004年、復刻版2007年)、『殉教者のためのディヴェルティメント』(2006年)、『ヘルマフロディトゥスの肋骨』(2008年)、『キマイラの柩』(2010年)(『緋色のマニエラ』初版のみトレヴィル、以下すべてエディシオン・トレヴィル発行)、エッセイ集に『幻色のぞき窓』(2010年、芸術新聞社)がある。
「yamamototakato.com」
甲 秀樹(こう・ひでき)
画家/人形作家。1998年より少年や青年を中心に描く絵画活動を始める。月刊「薔薇族」の表紙絵を担当(1999年11月号より2002年12月号まで)。2010年3月、東京・渋谷「アートスペース 美蕾樹」にて個展「秘すれば花 Ⅱ」開催。また、2011年10月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて人形作品展「- a Boy’s portrait -」開催。
「HIDEKI KOH ONLINE」
中村 趫(なかむら・きょう)
写真家。1949年京都市生まれ。60年代後半に対抗文化の洗礼を受け、70年代の音楽活動を経て1980年代より女性や関節人形をモチーフに独特の耽美的写真作品を発表し始める。2011年3月、東京・浅草橋「パ ラボリカ・ビス」にて写真展「メランコリアの楽園」開催。2012年5月、東京「神保町画廊」にて個展開催予定。
空山基(そらやま・はじめ)
イラストレーター。1947年愛媛県生まれ。1971年より、リアルかつエロティックな女性や、機械化された女性の肉体美をモチーフにした作品を 制作し始め、国内外を問わず活動。2011年8月、東京・新宿「 B GALLERY」にて個展「Neo Japonism&Obsession」開催。画集『SORAYAMA MASTER WORKS』(2010年、Edition Skylight)など多数。
「SORAYAMA」
佳嶋(かしま)
イラストレーター。1973年東京都生まれ。少女、少年もしくは両性具有者をモチーフにエロティックなイラストを制作。2010年11月、東京「新宿紀伊國屋画廊」にて「パルファム・プロテティーク」開催。画集に『シアーマジック』(2006年)、『エロス&タナトス』(2006年)、『デルタ・オブ・ヴィーナス』 (2008年)、『パルファム・プロテティーク』(2010年)(すべて発行・エディシオン・トレヴィル、発売・河出書房新社)がある。
「ECHO」
井桁裕子(いげた・ひろこ)
人形作家/イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。1986年ころより球体関節の人形を作りはじめる。2010年3月、東京・青山「ときの忘れもの」にて「私小説―肖像の人形」開催。
「人形を探す旅」
上田風子(うえだ・ふうこ)
1979年栃木県生まれ。画家。東京工芸大学大学院修了。2011年2月、東京・渋谷「Bunkamura Galley」にて個展「Lucid Dream」開催。画集に『LUCID DREAM』(2011年、芸術新聞社)がある。
「Fuco Ueda」
谷神健二(たにがみ・けんじ)
東京都生まれ。画家。2011年11月、東京・銀座「青木画廊」にて個展「秘密の庭で遊ぶ少女たち―フロヲラル少女」開催。
「谷神健二公式ホームページ」
村田兼一(むらた・けんいち)
1957年大阪府生まれ。写真家。2011年6月、東京「神保町画廊」にて写真展「少女に棲む魔法」開催。写真集に『JAPANESE PRINCESS』(2005年)、『NAKED PRINCESS』(2010年)(ともにEdition Reuss発行)がある。
「Another Tales of Princess」
たま
1977年福井県生まれ。画家。大阪芸術大学美術学科卒業。2011年2月、東京・銀座「ヴァニラ画廊」にて 個展「epitaph―エピタフ」開催。画集に『Under the Rose―少女主義的水彩画集』(2008年)、『リドカイン★ドロップ―少女主義的水彩画集Ⅱ』(2010年)(ともに発行・アトリエサード、発売・書苑新社)がある。
「スイギョノマジワリ」
長谷川友美(はせがわ・ともみ)
1973年群馬県生まれ。アン・ミュージックスクール卒業。ジャズピアニストを経て画家に。
2011年10月、群馬県「フリッツ・アートセンター」にて個展「夢ノ森銀ノ雫」開催。2013年1月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展開催予定。
根橋洋一(ねばし・よういち)
画家。2010年11月、東京・板橋「カフェ百日紅」にて個展「桃色あくありうむ」開催。
「妖精画廊 根橋洋一の絵画世界」
町野好昭(まちの・よしあき)
1951年岐阜県生まれ。画家。2011年10月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展「–真珠–」開催。画集に『La Perle–真珠–』(2011年、発行・アトリエサード、発売、書苑新社)がある。
林良文(はやし・よしふみ)
1948年福岡県生まれ。1974年渡仏。以来パリ在住。2010年11月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展「構造の原理」開催。画集に『脳髄を懐胎したある唯物論者の花嫁』(1994年)、『花嫁の閏房に軟禁された両性具有者が生理学者Y氏と交わした密約』(1996年、ともにトレヴィル刊)、『構造の原理』(2010年、発行・アトリエサード、発売・書苑新社)がある。
徳野雅仁(とくの・がじん)
1941年大阪府生まれ。画家/完全無農薬有機自然栽培研究者。東京デザインカレッジ漫画部卒業。2010年7月、東京・板橋「カフェ百日紅」にて個展「博物学的誘惑」開催。無農薬野菜栽培に関する著書多数。
書籍「魔淫の迷宮」には収録されていない作品も多数展示する予定です。
詳細は神保町画廊ホームページをご確認下さい。