ポット出版

また一日休んでしまいました。

前回書き忘れたことがあります。

「裸の大陸チャリティープロジェクト」のブログの更新が少しづつ進んでます。文中にもあるように、人手が足りないので、「1664/町行く人々は優しかった」で報告した街頭募金についてはまだみたいですが、そのうち、アップされましょう。

続いて、図画工作員Sさんの新作です。

http://hogelab.k-server.org/hmy_19950901_yskny_1.html

「柳原滋雄コラム日記」の「『草の根』の闇」を表にしたものです。他の情報も加えた方がいいと思うのですが、少しずつ修正していけばいいでしょう。あるいは、何人かが書き加えたり、訂正できるようにするのが最善かも。

これにからめて、何か語りたいところなのですが、ちょっと時間があくだけで、どこをどう突っ込めばいいのかわからなくなって途方に暮れています。

せと弘幸は、意味のない情報を次々と出すことで撹乱を狙っている、あるいはこちらを消耗させようとしているのではないかなんてことまで考えたりします。そこまでの深慮はできない人でしょうけど。

どうしていいのかわからないまま、調子が出てくるまで、だらだらと書いてみることにします。

3羽の雀さんが、「『くさぷぅ〜グループ』の貧困な人間観」で、「明代さんは万引きをするような人ではなかった」といった言葉は、【人間がふとしたときに抱えてしまう“闇”というものを理解できない、底の浅い人間観の表れに過ぎません】と切り捨ててます。こういう時は冷酷な3羽の雀さんです。

このような言葉を連ねて、「だから、万引きなんてしていない」という主張は、「未解決凶悪ジャーナリスト」たちも繰り返してきたことです。なるほど、底の浅い人たちです。

もう十年以上前になりますが、万引きの取材をしたことがあります。その時も、教員、警察官の妻、大企業の幹部といった「やってはいけないはずの人々」が万引きで逮捕されている事実を多数聞きました。生活のための万引きももちろんあるのですが、とてもそれだけで万引きという犯罪を説明することはできない。

この時の取材ではないのですが、ある著名な人の奥さんが万引き常習犯であるとの話も聞きました。この人の犯行現場はコンビニですから、盗むのはわずか数十円から数百円の商品です。お金に困っているわけではないのです。お得意さんなので、警察に突き出すこともできないと店の人が困っているとの話でした(この話を雑誌で取材しようという話もあったのですが、実現しませんでした)。

つまり、万引きはそれ自体が目的化することがあるわけです。欲しいものをタダで手に入れたいのでなく、盗む行為に意味がある。だから、盗品を使わずに溜めておく人もいます。

だいたいさ、万引きをする人、しない人がそうも簡単にわかるんだったら、店の人は苦労はしませんて。警備員は見た目で見抜きますけど、金をもっていそうかどうかではなく、視線や動き、持ち物(口の開いた紙袋を持っている)、服装(盗品をすぐに脇に入れられる服を着ている)などから判断します。その取材の時も、万引き犯を逮捕する瞬間を見せてもらったのですが、「見せてあげます」と言って、その警備会社が契約している店舗に一緒に行き、実際に捕まえたのですから、ものすごい能力です。すぐ近くにいたのに、私はまったく気づいてませんでした(私も万引き犯を捕まえたことはあるんですけどね)。

その取材の経験からも、「万引きをするようには思えない人」が万引きしない保証はどこにもないと言ってよく、万引きをしていない人が「だいたい、品物を取り返しておいて問題にする方がおかしいわよ」と言ったり、アリバイ工作をすることの方がずっとあり得ないことです。

ところで、この日の「3羽の雀の日記」のタイトルも「くさぷぅ〜グループ」になってますが、私が思いつきで書いた「ゼリの根グループ」という名称に対して、3羽の雀さんは、「くさぷぅ〜グループ」という名称を提案。3羽の雀さんは、ウンコや屁を想起させる品のない言葉が大好きですから。

「くさぷぅ〜」は意味上、また、語感上、大変適切かと思いますが、人と語り合う時に、「ぷぅ〜」と脱力して発音するのが難しいので、少しばかりの練習が必要です。

「根」と言えば、やはり私の思いつきである「〜ぜり」というフレーズに続いて巷で大流行しているのは「グーの根」です。

せと弘幸が【グーの根も出ない材料を投下して置くことに致しましょう】【これが何故グーの根も出ない資料であるかと言えば】と書いたことに対して、「孫と東村山Rhapsody」のニャロメさんは、【でも、せとさんに対してパーじゃないか　という声がますますおおきくなってきているようです】と突っ込んでいました。うまい!　グー!　先週のMVPです。

誤解しないようにしていただきたいのですが、ここは「せと弘幸は頭がパー」「調べることもできないパー」「直子ちゃんの言うことを疑うことなく垂れ流すことしかできないパー」と言っているのではなく、あくまでジャンケンの話です。チョキはハサミですが、「瀬戸とハサミは使いよう」なんてことも誰も言ってません。

こういうタイプミスはよくあることですから、これだけを取り出してとやかく言いたくないのですが、「ぐうの音」を「グーの根」と書いたのは、【草の根からの洗脳度合いを表すもの】とニャロメさんは書いてます。なるほど、この言葉は単なるタイプミスではなく、隠されたメッセージがあるというわけです。謎の多いこの界隈、字句とおりに受け取ってはならんのですね。

たしかに「ぐうの音」は一発で変換されるのに対して、「グーの根」はわざわざ書いたものであり、それを二度も書き、今なお直していないことからして、「オレのメッセージを受け取ってくれ」との心の叫びをここに込めていることがわかります。

では、もう少し「グーの根」について考えてみましょう。

根というからには植物です。「グー」という植物を探してみたのですが、ネットでは見当たりません。「グー」で始まる植物名もなく、「クー」で始まる植物さえほとんどないのですね。

そうすると、形状でしょう。拳に似た根ってことです。この写真がかなりグーに近いです。

「ゆり根」つまり「ゆりの根」です。「ゆり根」→「ユリの根」→「ゼリの根」。バンザーイ、バンザーイ。

「グーの根」は、私が「ゼリの根」と書いたあとにアップされたものですから、「それはナイスなネーミング」という意味合いが込められてます。

せと弘幸は相変わらず、私の名前を出しておらず、いまさら私に「それでいきましょう」とは言えずに、このような遠回しな手法で意思表示したわけです。

こういう場合は当事者の意思を尊重すべきなので、ここは「ゼリの根」でどうでしょう、3羽の雀さん。

今回はイマイチの出来でした。すいません。どうもまだ調子が出ない。次回はMVPを目指して頑張ります。