8刷
2019-03-01 糸日谷 智
『タンタンタンゴはパパふたり』
8刷、出来てきました。
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中公新書の帯。
2月刊行は
『大統領とハリウッド』村田晃嗣
『三条実美』内藤一成
『ナポレオン四代』野村啓介
『日本鉄道史 昭和戦後・平成篇』老川慶喜
『火付盗賊改』高橋義夫
の5点です。
今月は写真・イラストの使用が多めでした。
『火付盗賊改』のイラストは塩谷博明さんの描き下ろしです。
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フレグランスジャーナル社が発行している定期刊行物『aromatopia』(アロマトピア)の152号で『聖ヒルデガルトの『病因と治療』を読む』が紹介されました。
一緒に紹介されている本は
(上)『メディカルハーブハンドブック』(説話社)
(左)『筋肉とアーサナをやさしく学ぶ ヨガアナトミー』(医道の日本社)
(右)『Shinrin-Yoku(森林浴): 心と体を癒す自然セラピー』(創元社)
この号の特集は「音楽療法」ですがその中で「ヒルデガルトの音楽思想」というタイトルで鹿児島純真女子短期大学准教授の鶴巻保子さんが、ヒルデガルトのことを4ページにわたって紹介しています。
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数学セミナー3月号。今月はインタビュー連載のレイアウトをしました。
建築家の松川昌平さんの記事で、数学やプログラムで部屋割りを自動生成させたり東京オリンピックのエンブレムのような菱形を並べたパターンを生成するソフトの話などが出てきます。
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本は単行本を買いたい派でしたが、最近は電子書籍派になってきました。
出かける時荷物にならないし、子どもを寝かしつけた後の布団の中でも読めるし、
部屋に物が増えないのがいいです。
どうしても紙で持っていたくなるような本、
紙で持っている必要がある本だけ単行本で買おう、と決めていたのですが、
そういった本を家で汚さないように読む時間など捻出できず、
結局積ん読になるので最近は綺麗な本も買うのを躊躇するようになりました。
今迷っているのはポケミスの「特捜部Q」シリーズ。
ポケミスは持ち歩いて読めるサイズだし、あのビニールカバーのおかげで汚れにくいし、
リニューアル後の装丁が好きすぎて、積極的に買いたいなと思う本でした。
でも、「空いた時間にすこしでも読みたい」欲求にはやっぱり電子書籍の方が都合がいい。
物として持ちたい気持ちと読みたい気持ちの間で迷っています。
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上の画像をご覧ください。
今度重版をする『タンタンタンゴはパパふたり』の校正紙です。
今日、印刷をお願いしている株式会社シナノより届きました。
2008年の刊行から版を重ね、今回の重版で八刷となります。
タイトル: タンタンタンゴはパパふたり
原書: and tango makes three
文: ジャスティン・リチャードソン、ピーター・パーネル
絵: ヘンリー・コール
翻訳: 尾辻かな子、前田和男
A4変型判 32ページ 上製
定価 1,500円+税
ISBN: 978-4-7808-0115-6
Cコード: 8798
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2月3日(日)のことですが、毎日新聞に広告を出しました。
10面の「今週の本棚」の下の方です。
12月に出した、そして、3月3日には刊行記念のトークベイントもある
『聖ヒルデガルトの『病因と治療』を読む』の広告です。
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最近はあまり本を読んでいなくて、絶対量が少ないがために、おもしろかった本も紹介できないのですが、
たまたま読んだ雑誌の連載が、個人的にすごく好きです。
●『BAILA』11月号より。画像は一部です
もはやこの連載を読むがために、書店で立ち読みしたり、ついでのことに雑誌ごと買ったりしてしまっています。
三浦しをんの本は、『きみはポラリス』『舟を編む』と2冊だけ読んだことがあって、2冊だけしか読んでないけど、なんか空気清浄機をかけられちゃった後みたいな綺麗な世界の話で、個人的にはそこまでハマらなかったのですが、ならばエッセイをと、文庫を2冊買いました。
『お友だちからお願いします』/大和書房
『女子漂流』三浦しをん・中村うさぎ対談本/文春文庫
いま、女子漂流のほうから読みかけです。
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銀座のヴァニラ画廊にて
3月5日(火)〜3月17日(日)まで
『日本のゲイ・エロティック・アート』完結を記念して
日本のゲイ・エロティック・アート展が開催されます。
営業時間は平日12:00〜19:00、土日は12:00〜17:00
18歳未満は入場不可となっています。
この展覧会は事前にチケット(1000円)を購入する必要があります。
会場でのチケットの販売は行っていないそうです。
3月10日(日)には
特別トークベインとして『日本のゲイ・エロティック・アート』の編者でもある、ゲイ・エロティック・アーティストの田亀源五郎さんと東京大学大学院人文社会系研究科教授、静岡県立美術館館長で美術史家の木下直之さんのトークイベントも行われます。
開場17:20
開演17:30
こちらも事前チケット制(入場料2000円)で1ドリンク付
定員40名
18歳未満入場禁止
当日券はなく、チケットの販売は展覧会と同じく、「Live Pocket」にて受け付けています。
展覧会・トークべイベントの詳細は、ヴァニラ画廊のサイトをご覧ください。
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本に関わるイベントが、どうもいっぱい開かれてるような気がする。
この本に関わるイベントにかんする、情報の全体を網羅して知るサービスが、
ないようだ(知らないだけか?)。
今晩これから、書店関係者と飲むのだけど、その「書店」で
イベント情報提供サービスを立ち上げないか?ともちかけようか、
考えてた。
・本に関わるイベント、という縛りだけの情報
・開催場所は問わない(書店だろうが、書店じゃなかろうが/自店でも他店でも)。
とう網羅性を大事にするサービス。
網羅性が大切なのは、参加するだろう人には、その内容こそが重要なのであって、
特定の書店でひらかれることは、どうでもいいからだ。
また近年、本が売れなくなっているなかで、盛んに、本と「コト」をつなぐ必要性なんかが言われている。
先に網羅性ある情報提供サービスを作れば、その情報を求める人のメールアドレスを集めることができるとか、とっても優位にたてそうな気がするんだけどな、。
でも、他店の情報まで収集して、公開するなんてのはできそうにないなー、。
やっぱ、。
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千葉県佐倉市の志津(成田と船橋のちょうど間くらい)にある、ときわ書房 志津ステーションビル店で
「癒やしは人々の “尊厳” の中にある。」フェアが開催されています。
『くまのトーマスはおんなのこ』も並んでいます。
この画像でどんな本が並んでいるのか、なんとなくわかると思いますが、ラインナップはときわ書房 志津ステーションビル店がツイッターで投稿をされていますのでそちらもご覧ください。
フェア・ラインナップ
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あかね書房から
『個「性」ってなんだろう? 』(監修 中原幹也)という本が発売されました。
内容紹介
しだいに大人の体に変化するころは、体も心も大きく揺れ動くことがあります。自分の体や性について迷ったり、人とは違う事を悩んだりしたことがありますか? この本では多数派や一般論にとらわれない、性のあり方、恋愛観があることを知ることができます。心と体の関係、性の多様性を理解することで、人間本来の持つ豊かな心を育み、自分や友だちの個性を受け入れていく本です。(版元ドットコムから引用)
出版社のサイトには目次がなかったので書き出してみます。
第1章 女性らしさ、男性らしさって、なんだろう?
第2章 気になるのは、異性とはかぎらない?
第3章 学校で、みんなが楽しくすごすには
第4章 将来は、みんなはどうしている?
この第4章には「もっと知りたいときに」という項目があり、マンガ、読み物、絵本、映画、団体の紹介がありますが、
その中で『タンタンタンゴはパパふたり』と『くまのトーマスはおんなのこ』が紹介されました。
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宝塚の男役と韓流スターの美の共通点に着目した宝塚本です。
韓流スターには似た語感の名前が多く、赤字を直すときにかなり混乱しました。
[カバー]
用紙●雷鳥コート/四六判/Y/110kg
刷り●プロセス4C
加工●グロスPP
[表紙]
用紙●アラベールスノーホワイト/四六判/Y/200kg
刷り●特色1C(TOYO10450青)
加工●なし
[見返し]
用紙●マーメイド 赤紫/四六判Y/110kg
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昨年の『田原俊彦論』に続いて(?)『沢田研二大研究』のカバーデザインを担当しました。
カバー写真の帽子は著者の所有物、撮影は小泉賢一郎さんです。
印刷仕様
カバー
用紙●コート/四六判/Y/110kg
印刷●2C スミ+TOYO 11049
加工●グロスPP
表紙
用紙●NTラシャ・タバコ/四六判/Y/210kg
印刷●1C スミ
加工●なし
見返し
用紙●NTラシャ・えんじ/四六判/Y/100kg
印刷●なし
加工●なし
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中公新書2019年1月の新刊の帯です。
今月は
『リバタリアニズム』渡辺 靖
『古代オリエントの神々』小林登志子
『歌仙はすごい』辻原 登・永田和宏・長谷川 櫂
『硫黄島』石原 俊
『源 頼朝』元木泰雄
の5点です。
『リバタリアニズム』『古代オリエントの神々』『硫黄島』の三冊はスミと特色TOYO10462の2色刷りです。
『歌仙はすごい』の写真のトリミングの外側に、以前中公新書などでお世話になった編集者さんが写り込んでいて懐かしい気持ちになりました。
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サンケイリビング新聞社発行の、幼稚園児とママのための情報誌「あんふぁん」。
2003年の創刊時から、編集・デザインを請け負ってきたポットですが、
2019年2月号が制作に携わる最後の号となりました。
●Webで全ページ読めます
https://book.living.jp/ebooks/enfant/enfant/tokyo/201902/index_h5.html
そして先週金曜日、社長・沢辺の主導のもと、制作に関わったスタッフ全員の「おつかれさま会」が行われました。
新宿・腰塚の高級焼肉です!
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フェイスブックを眺めてたら、「ほんのひきだし」とうサイトに、文化通信の星野渉さんの「“ドイツモデル”からみる出版業界の将来 各社が問われる「マーケットイン」の姿勢とは」という記事に関する紹介があって、読んでみた。
星野さんは、友人(だと僕はおもってるんだけどね)で、なんども出版に関する話をしたこともある。ここで書かれているのは、もう10年も20年も前から彼が話していたことで、まだこう書かないとならないことにこそ問題があるのだろうと思う。
(まあ、ドイツモデルとして海外を持ち上げたり、その権威を使っているように思えるところには、違和感はあるんだけどね)
マーケットインというのは、この文章では本屋が仕入れる本は選べよ、ってことに尽きている。
新刊配本というシステムは、取次が選んだ本屋に、出版社の作った新刊を送りつけるシステム。本屋からみれば、なにもしなくとも販売する商品(本)が取次から届くということだ(少々乱暴にひとまとめにしてるけど、細部にさまざまな違った方法があっても、基本の部分でこう考えていていいと思う)。こうしたやり方を「プロダクトアウト」と呼び、メーカーの都合で商品を並べるのではなく、お客の要望(それを捕まえるのが小売=本屋だろう、と)というマーケットに合わせろ、というお話。
まったくそのとおりとしか言いようがない。とくに商品がなかった終戦直後ならまだしも、今は商品のほうが客より多いのだ。
で、出版社は、とっとと「プロダクトイン」に切り替えろってことなんじゃないのか? なぜそれができないのか?
やり方はもうすでにある。
出版社は新刊を、新刊委託ではなく、注文してくれた書店に、注文品(という条件)で出荷する、これだけだ。
すでに、「注文出荷制の本」だけをあつめた、書店への本の紹介チラシ(カラー)を毎月共同で送付する取組も行われている(トランスビューが中心に)。
定年退職すると、給料がなくなり、年金だけの収入になる。
収入が年金だけになったのに、貯金を取り崩して給料生活時代と同じだけの支出を続けるようなものだ。個人なら、貯金の取り崩しと、死ぬときの帳尻があえばいいのだが、出版業という業態は一応、死なないことになっている(継続することを前提に今を考える必要がある。一人出版社は、その人と一緒に「死」んでもまあかまわないけど)。
できること、やるべきことを、ひとつずつやる。
それ以外に、継続することって出来ないんじゃないか、と、この記事を読んで、おもった。
それにしても、今、62歳。
どうでも、いいか? なんてもまた思うのであった(笑)。
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『日本のゲイ・エロティック・アートVol.3』が『バディ』2019年3月号のNEWS ANTENNA!!(ゲイアンテナを刺激するニュースページ)で紹介されました。
※『バディ』はこの号をもって休刊となるそうです。
休刊にあたっての特集のひとつ
日本のLGBT文化を支え続ける
9人の瞳に映る
ゲイカルチャーの未来
From GAY CULTURE
では、ポット出版の著者から伏見憲明さん(作家/小説家)、田亀源五郎さん(漫画家/ゲイ・エロティック・アーティスト)が登場。
他の7名は、北丸雄二さん(ジャーナリスト/コラムニスト/翻訳家)、大塚隆史さん(造形アーティスト/作家)、福島光生/マドマアゼル・マリー(ゲイバーマスター/西洋占星術師)、砂川秀樹さん(文化人類学者/ゲイ・アクティビスト)、松中権さん(LGBT社会運動家)上地牧人さん(GENXY編集長)、いっせーさん(ナインモンスターズ開発・広報担当)
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