ポット出版は映画『彼は早稲田で死んだ』の製作委員会に参加しました

2022-05-20 沢辺 均

昨年末に、樋田 毅さんによる『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』が、文藝春秋社から出版された。
この本は、第53回大宅壮一ノンフィクション賞を2022年5月12日に受賞。
今からちょうど50年前の11月に起こった、早稲田大学での川口大三郎さんが内ゲバでリンチの上に殺された事件を追ったノンフィクションだ。川口さんは当時2年生。

当時早稲田大学のいくつもの自治会の多数派だった革マル派が、対立党派の中核派の「スパイ」だとして、川口さんを捕まえて起こった事件だった。

著者の樋田さんは、一年後輩の1年生でおなじ文学部。
革マル派による、自治会支配が暴力的に行われていたという中でおこったこの事件に対して、樋田さんをはじめ、他の党派・非党派の学生運動活動家や、ノンポリの学生までもが「革マル追放」の運動を起こした。樋田さん自身「再建自治会(革マル派が主導権を握る自治会に替わって学生の再選挙などをとおして新たな自治会をつくろうとしたもの)」の委員長に選出されるほどに、この活動に取り組んだが、革マル派に襲われて骨折などの重傷をおわされて、最終的にはこの運動は「敗れ」る。
のちに樋田さんは、朝日新聞の記者になり、定年退職後、この本を執筆。

「革マル追放」をともに目指した仲間(樋田さん同じように非暴力の運動をめざした仲間、武力で革マル派に対抗しようという人まで)や、川口くんを殺した側の当時の革マル派の活動家にもインタビューをして、このノンフィクションを書いた。

一方、『三里塚に生きる』『三里塚のイカロス』『彼が死んだあとで』という、半世紀後からみた新左翼運動のドキュメンタリー映画を作った代島治彦さん。

この二人の出会いから、新左翼運動の<負>の内ゲバの、そのまた一つのエポックな事件だった川口さん事件を中心にした映画製作が始まった。

僕は、1971年に高校入学。69年東大安田講堂事件あたりから後退期はいっていった、当時の全共闘運動や新左翼運動に「遅れて」ヘルメットを被りはじめた。
72年の川口さん事件当時の早稲田大学にもでかけていったことがあった。
その後、20代を新左翼的な労働組合運動・労働運動で過ごしたけれど、スターリン主義(運動や国家権力の独裁化)はマルクス主義や社会主義・共産主義では克服することができない、と思うようになって自称「左翼」を完全にやめることにして転職もした。
しかし、この時代に自分が考えていた「理想(=正義)」とは何だったのか、どう間違えていたのかを、自分なりに考え続けてきたつもりだし、少なくとも「何があったのか」という記録や証言は残しておきたいと思い続けていた。

今となっては「正義」というまとまったワンセットになったものはなく、より良いと思う選択を、精一杯、人々が積み重ねて行く以外に、より良い社会を作る道はない、としか言いようがないと思っている。
特に、たまたま自分が出会ったにすぎない思想を「正義」と思い込んで、それに同調しない人を「変革」するって思うことに誤りの根本があって、そこから暴力の正当化がはじまったと考えいる。
また、自分たちが間違うのは当然で、間違わないようにするのではなくて、間違ったら修正できること、誤ってもそれをみずから認めることのほうがとても必要だとも思っている。

去年、代島治彦監督の『彼が死んだあとで』を映画館で見た。
監督の前作の『三里塚のイカロス』も見ていて、あの時代をくぐった人たちが、今あの時代を語っておくこと、それを記録しておくことの大切さをつよく感じて、同世代(高校生のときに新左翼の運動にハマった)の同じような新左翼運動の端っこで「活動」していた友人たちと、代島監督を招いて「合評会」という小さな集まりをひらいて、少しばかり感想を話し合った。
この縁から、今回、代島監督のスコブル工房とポット出版で製作委員会を作って、川口さん事件の映画化をすることになった。

現在、撮影はすすみ、映画中劇(鴻上尚史さんの作・演出による短い劇)の製作準備にとりんでいる。
そして、最大の課題の資金集めが待っている。

新左翼運動を問う「三部作」をつくった代島治彦監督、
大宅壮一ノンフィクション賞受賞の樋口毅さん、
演劇界のもはや重鎮とも言える鴻上尚史さん、
大友良英さんという、フリージャズ、「あまちゃん」のテーマソング作曲者
新左翼運動の時代背景の助言者として池上彰さん
という豪華なメンバーと一緒に、この映画製作の一翼を担えるなんて、ポット出版にとってはとても嬉しい企画になった。

みなさんのご協力を、おねがいします。
映画『彼は早稲田で死んだ』製作委員会のサイトぜひみてください。

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謝恩価格本フェア、始まってます。

2022-04-18 ポット出版

謝恩価格本フェアが楽天ブックスで始まっています。

6月15日(水)11:59 まで
対象の本が45%OFFで販売です。

期間限定かつ部数限定の企画ですので早いもの勝ち。

こちらにアクセスしてみてください。
楽天ブックスの謝恩価格本フェアのページです)

「謝恩価格 ポット出版」で検索するとポット出版の対象本が出てきます。

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重版しました

2022-03-18 ポット出版

一時期品切れになっていた

『電子書籍の制作と販売』

重版しました。
奥付は3月30日なのですが、もうすでに印刷所から納品されてきていていつでも出庫できる状態になっています。
今回で2刷です。

もう1点、

『たったひとりのクレオール』も重版しました。

2003年に刊行した本なので、もう20年近く前の本になるのですが、
絶えることがなく注文があり、今回で5回目の重版(改訂版では3刷目)

今回の重版に際しては、著者の上農さんのプロフィールを紙面上では最新のものに差し替えました。
(ウェブ上では刊行当時のものを掲載)

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You Tube公開

2022-02-17 ポット出版

2月10日にライブ配信をしました

差別されるという傷に対抗して自分の道を生き抜くということ
【神名龍子『トランスジェンダーの原理』発刊記念】
対談 竹田青嗣×神名龍子

You Tubeで公開いたしました。

こちらからどうぞ

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オンライン対談 竹田青嗣×神名龍子

2022-01-26 ポット出版

神名龍子『トランスジェンダーの原理』発刊記念として
帯に推薦文をよせてくれた哲学者の竹田青嗣さんと著者の神名龍子さんの対談を
オンラインで公開いたします。

アーカイブ公開については後日、ポットのサイト、ツイッター(@potpub)にてお知らせします。
(2月10日19時、追記)

—————————————————————————-
2月10日(木) 神名龍子『トランスジェンダーの原理』発刊記念
オンライン対談 竹田青嗣(哲学者)×神名龍子(著者)

自らの「こう在りたい」という欲望が何であるのか
トランスジェンダーの神名龍子が直面したときに手がかりとした哲学。
神名龍子の哲学の師である竹田青嗣さんと
『トランスジェンダーの原理 社会と共に「自分」を生きるために」
をめぐって語る対談になります。
奮って視聴ください。

●日時 2022年2月10日(木) 18時〜19時
●無料
●URL https://us02web.zoom.us/j/85251078658?pwd=ckxtZWE1NkpNTVJ3dVJ2bEhraUhVQT09
ミーティングID: 852 5107 8658
パスコード: 751001
当日時間になったら直接お入りください。マイクはオフにしてください。
(動画は後日、 You Tube公開しますので見直す方、見逃した方も録画を見ることができます)
●質問 視聴者からはチャットでお願いします。時間の都合で答えられない場合があります。

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謝恩価格本フェア、スタート

2021-10-22 ポット出版

半年に一度の恒例となっている謝恩価格本フェアが本日(10月22日)RAKUTENブックスでスタートしました。

12月22日(水)11:59 まで
対象の本が45%OFFで販売です。

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「謝恩価格 ポット出版」で検索するとポット出版の対象本が出てきます。

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ポット出版の[出版流通]その4(番外)・本屋大賞は業界最高の改革事例だと思う

2021-10-01 沢辺 均

ポット出版の事務所は、版元ドットコムという業界団体の事務所と共有してる。ポット出版(株式会社スタジオ・ポット)の業務縮小以降、事務所にいるスタッフは版元ドットコムの事務局スタッフのほうが圧倒的に(笑)多いんだけどね。
版元ドットコム事務局には、楽天ブックネットワーク(楽天BN・旧大阪屋)という取次に30年以上働いてきて「業界の著名人」の、鎌垣さんが今年の2月から、週に一度のスタッフとして働いてくれてる。
その鎌垣さんと、今日おしゃべりをして「本屋大賞は、出版業界における近年最高のイノベーションだった」という話をされた。
じつは、ボクもそう思ってたんです(ホントですよwww)。
そのネタ書いてもいいかって無理強いしたんで、少し書きます。

出版業界は中小零細の書店・出版社の数がものすごく多いので、ついつい愚痴がでるのかもしれない。
どこの業界もおんなじかもしれないし。

例えば、中小零細出版社からは、取次の正味が安くて差別されている、とか、大手出版社の声はきいて中小零細の声はきかない、とかね。
書店からは、人気のある新刊は、紀伊國屋書店やジュンクなどの大きな本屋にはいっぱい積まれているけど、街の小さな本屋にはとどかない、とか。
飲み屋で一緒にいると良くそんな愚痴がでてたんですよ、その昔は。

芥川賞・直木賞についての、本屋の愚痴は、
「大々的にニュースになって、直後から本屋に買いに来る客がいても、発表までどの本が受賞するのか本屋にしらされないから、事前に注文して並べておくこともできない」、だから、発表のときには本屋に並べられるように我々には事前に教えて、注文にも応じろ、ってな愚痴ね。

愚痴だ、って決めつけてるのは、そんなことを愚直に改善しようという粘りのある交渉や行動があったって話を聞いたことがないから。

そこに登場したのが、本屋大賞、だと思うんです。
以下、すべて又聞き情報からの意見ですけど、本屋大賞は
・大賞が決まったら、公表まえに出版社と交渉して、増刷などの対応を依頼して、公表時には本屋に並べられるようにした
・これを大きな本屋などの取組ではなく、書店員の個々人の参加や運営ではじめた
という。

このことは、
芥川賞・直木賞の[公表前には誰にも(本屋にも)もらさない=結果公表時には本屋にその本が(潤沢に)ない]という状況にたいして、
本屋大賞という、自分たちで運営するあたらしい「賞」をつくることで、見事に改善した、というように見えるんです。

悪いことを告発し、それに抗議・糾弾することで、現状の問題(悪いこと)の改善を、(だれかに)迫るというスタイルから、
悪いことをなくすために(減らすために、あるいは悪くないことをつくりだすために)責任やマイナスの可能性を引き受けて、「良いこと」をつくりだす。
本屋大賞によって、公表されたときには、本屋にもその本が並んでいて、売りのがしも減らせるし、お客の要望にも答えることができる。

近年、出版業界で最高に成功した改革だと思うんですよ。
これからもこの本屋大賞の改革をなんか一つでも真似したいと思う、今日このごろです。

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ポット出版の[出版流通]その3・著者が自著の告知にアマゾンのリンクをはること

2021-09-13 沢辺 均

著者が、ツイッターやフェイスブックなどで、自著の告知をするときに、よくアマゾンのリンクがはられているのを見ることがあります。
僕は、著者のSNSでのアマゾンへのリンクに、強い違和感があります。

それは、全国の書店員がそれをみると、嫌な気分になるんじゃないかと思うからです。

アマゾンには書店としての勢いが感じられ、リアル書店は不景気な話ばかりがながれているような状況がつづいてます。
そうしたときに、本の書き手=著者までも、「アマゾンで買って」と言ってるように、リンクでアマゾンに誘導してるんです。
僕が書店で働いてるとしたら、なにか読んで面白かった本をSNSをで紹介するときには、とてもじゃないけどアマゾンにリンクする気はおきません。
自分のお店で買ってほしいからです。
アマゾンに誘導している著者のツイートを、書店員はリツイートしにくいんじゃないかな?

そんなせこいことばかりを書店員が考えているとはおもわないけど、僕はセコイ!

「どこでもいいから、自著を買ってください」と言ってくれないのか。

前回の「ポット出版の[出版流通]その2(番外)・版元ドットコムMLに投稿したこと」に書きましたけど、本の7〜8割はアマゾン以外の本屋が売ってくれてるんです。

ではなぜ、著者は、ついアマゾンにリンクをはってしまうのか?
それは、書影がついて、それなりの内容紹介とかもある情報を、網羅的にネット上に公開していて、すぐ購入に導くサイトというと、アマゾンだと発想してしまうほどに、アマゾンが書誌譲歩を一般に公開してきたからです。なので、アマゾンは「エライ!」のです。

でも今は、アマゾン以外にも、そうした書誌情報が公開されているサイトはボチボチあります。
アマゾン以外のサイトは、近刊に少し弱いところがあったりしますけど。

なので著者のみなさん。
著者という「すごい立場で(SNSで著者をフォローしているのは、その人の書くものが好きな人だったりします)」告知するなら、ぜひ、
版元ドットコムを使いましょう(笑)。
版元ドットコムは、
・日本で発行されるほぼすべての本を(会員社の本だけでなく)
・書影、内容紹介、目次など濃い情報で(アマゾンからは目次情報がなくなってる)
・書店員が版元に注文するための情報もできる限り収集して
・主要なネット書店・チェーン店へのリンクも
つけて発信してるんです。お試しにポット出版の「ふたりのパパとヴィオレット」という本のリンクです。

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岩松了さんのサイン本販売

2021-09-10 ポット出版

事務所にあった岩松了さんのサイン本をネットショップのBASEに登録しました。

1冊しかないものもあるので早い者勝ちとなります。

サイン本販売ページ

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久しぶりに王兵情報

2021-09-03 ポット出版

石川県唯一のミニシアター・金沢市香林坊のシネモンド

「王兵(ワン•ビン) 監督特集 2021 in 金沢」が開催されます。

既刊は9月18日(土)~24日(金)

上映作品は『死霊魂』『鉄西区』『無言歌』『鳳鳴 中国の記憶』『三姉妹 雲南の子』『苦い銭』『収容病棟』

9月18日と24日にはトークイベントもあり、18日のトークイベントには『ドキュメンタリー作家 王兵』の編著者の土屋 昌明さんが登壇されます。

王兵(ワン•ビン) 監督特集の特設ページ

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『なかったことにしたくない 〜電子書籍をさがすなら hon.jpの5122日』を読んだ

2021-08-13 沢辺 均

『なかったことにしたくない 〜電子書籍をさがすなら hon.jpの5122日』
ボイジャーから電子書籍とプリント・オン・デマンド(POD)で発売された『なかったことにしたくない 〜電子書籍をさがすなら hon.jpの5122日』を、浅間の山の小屋で、読んだ。
僕も出てくるんで、発売された当初にPODの本を寄贈してもらっていたけど、これまで読んでなかった、5月に発売されてたのに。
最近は、目が悪くなって電子書籍をiPhoneで文字を大きめにして読むので、紙の本じゃな、というのと、「なかったことにしたくない」
っていう「情緒的」なタイトルにひいたからだと思う。
でも、内容は、hon.jpという電子書籍検索サイト事業の記録なんで、電子書籍で買い直しておいた。

8月は、浅間の山で休暇兼リモートワークをすることにした。ちょうど小説を読み終わって、そろそろ読むかってタイミング。
読み始めたら一気に読んでしまった。
落合さんは(僕と違って)文章うまいな、事業や会社の立ち上げの話や、落合さんと一緒にやったこと、その関わりの時の落合さんの「受け止め」方や、気持ちなども語られていたからだし、そもそも電子書籍の日本における創世記の大切なポジションを担っていたhon.jpの成り立ちや行末が、リアルで面白かったからだと思う。

「〜理詰めで語調を強めていく沢辺に返す言葉をなくしていった。最後には怒鳴るような体になった沢辺を、準備会のメンバーが諌めて〜」なんていう恥ずかしい僕の過去を落合さんに「目撃」されていてしっかり書いてもらってた(笑)。確かにあのときは激昂してしまったのだ、あー恥ずかしい(ってそんなことんばかりだけどね)

電子書籍の書誌情報のデータを、落合さんたちが「三層」にしたこと、その理由とか、もっと議論しておきたかったな。

電子書籍の書誌情報整備に、いまも一番必要なのは、共通の番号だと思っている。
版元ドットコムで電子書籍書誌情報の登録をつい最近やっと実現したんだけど、この共通の番号(とその体系、例えば紙の本と電子書籍の同定をどうするかなどを織り込んだもの)の不在が、相変わらず厄介で、ここは電子書店も含めて共通化しないと将来に問題をのこしてしまう。
そんなことも、改めれおもいだした。

出版や電子書籍に関わりのある人、興味のある人は読んでおくといい本だ。
でも、そういう読者対象は少ないので、ボイジャーの電子書籍版+PODでの発売という方式がなかったら、多分まとめられなかった一冊だと思う。
こうした記録は、出版本来の役割として重要な役割の一つ。電子書籍で、あるいは紙の本が国会図書館などで保存されて、後の検証の材料となるからだ。
落合さんでなければ書けなかったもの、まとめることができなかったもの。そうしたものをまとめた落合さんに、心から拍手。

読んでみようという人は、上のほうのタイトルのリンクからたどって行くと、楽天ブックスやhontoやアマゾンなどにいけるbooks.or.jpの画面になる。
ボイジャーの「理想書店」はこちら

最後に、注文をつけておこう(笑)。
ボイジャー発行のこの本は、版元ドットコムサイトでは検索しても出てこない。版元ドットコムの会員になっているにもかかわらず(笑)。
JPRO(出版情報登録センター)が公開している、books.or.jpには登録されているから、版元ドットコム会員社のボイジャーは、版元ドットコムシステム経由ではなく、JPROに直接登録しているのだろう。版元ドットコムシステムを利用してくれればいいのに(笑)。
おまけに書影はbooks.or.jpには出てこない。
楽天ブックスでは、紙の本も電子書籍も発売されているけど、紙の本には書影がなく、値段も2,200円のはずなのに1,100円で、「注文できない商品」になっちゃってる。
Hontoでも、楽天ブックスと同様。
アマゾンは、電子書籍は発売されている。紙の本は、オンデマンドコーナで販売。
ボイジャーは、自社の電子書籍販売サイトでの販売からはじめて、その他の電子書店からの販売はフォローしているようだけど、紙の本(POD印刷ではあるけど)の流通は良くないな。POD印刷であっても、活版・オフセットのような印刷方式のちがいしかないんだから、PODでもなんでも関係なく紙の本として書店・ネット書店流通を整備するのがいいんじゃないか。

あ~あ、またおせっかい虫がうづいてしまった、よ。

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男女共同参画ニュース「Bouquet」

2021-08-06 ポット出版

東京都中央区が発行しているの男女共同参画ニュース「Bouquet」89号で

『タンタンタンゴはパパふたり』が紹介されました。

Book Cafe「ブーケ21」へようこそ! というページで、事業協力スタッフが「男女共同参画の視点」「ジェンダーの視点」で選んだ本を紹介しているのですが、その中の1冊に選んでいただいています。

「Bouquet」は中央区のサイトでPDFをダウンロードして読むことができます。
こちらから是非ご覧ください。
男女共同参画ニュース「Bouquet」89号のページ

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ポット出版の[出版流通]その2(番外)・版元ドットコムMLに投稿したこと

2021-08-02 沢辺 均

版元ドットコムの会員と会友のMLに、会員社からの書き込みがあった。
JRC扱いの版元の新刊の書誌情報(すら)、アマゾンに表示されないんだけど、
なにか情報はないか、という質問だった、何社もの会員社が、熱心に返信した。
そのいくつもやり取りを読んでいてちょっと思うことがあったんので
MLに投稿した。
版元をはじめ、取次の人や、書店の人にも読んでもらえたらうれしいので、
この「ポットの日誌」にも公開することにした。
投稿は2021年7月30日(金)。

――――――――――――――――――――
MLに書き込んだみなさま

この件に関する直接的な情報ではないですけど、
ちょっと気になったことを書いておきます。

●情報の流れと、物の流れ(本の商流)について
今回のことを考えるにあたって、
◯情報流
・書誌・書影などの情報
・在庫の情報(出版VANの在庫情報)
◯商流(在庫情報/物体の移動/伝票などの記録/支払いなど)
どのような取引経路で仕入れることができるのか?
そして、その仕入れは「信用」できるのかということです。
ここはEDI化がすすんでいて、ココも出版VANが使われています。
本屋からの受注・それへの出版社の出庫の情報を伝え合うということです

ということを分けて・整理してみるのがよいと思います

版元ドットコムが作っているシステムは、
情報流(のうち書誌・書影情報と一部在庫情報を補完)が中心です。
版元ドットコム会員社で、かつJPROを利用している会員社の書誌・書影情報の流 れは、
版元ドットコム→JPROの情報流をつかっていています。
この書誌情報をキャッチできないのは、出版業界では「おミソ」扱いだと思うほど、
太い流れになっています。

情報流のもう一つの在庫情報の太い流れは、
出版VAN(新出版ネットワークというのが現在の正式名称のはず)という流れ・ システムのなります。
出版VANで、在庫情報(在庫あり/品切れ重版未定など)を流す。
これが、出版業界では、太い流れであちこちで活用されます。
逆に言えば、出版VANの流れにのらないと、出版社の在庫の有無をつかめないこ とが多くあります。
今回の、JRCは出版VANの流れに乗っていないはずなので、
「アマゾンがJRC経由の出版社の在庫情報がつかみにくい」というも一つの理由 でしょう。

出版社に在庫があるかどうかの情報が、EDIで対応できないと、
アマゾンとしては扱いづらい。
読者に販売しても、入手できなかった場合に、
読者に「ゴメン」と連絡しなければならないからだとも、言える。

もう一つのの商流です。
出版業界の太いながれは、
やはり版元→トーハン・日販・楽天BNの取次→本屋(ネット書店もふくむ)です。
書誌情報があり、在庫情報が自動的に流れ、取次から仕入れられる本は、
本屋が安心して注文できます。

ちなみに、横道ですけど、この取次を中心にした商流の際の、本屋の受発注は、 現在3つの方法があります
・出版VAN のEDI交換による発注(7〜8割)
・本屋→取次→出版社への紙の短冊での発注(1割弱)
・本屋・取次→出版社へのFAX・電話などの発注(1〜2割前後)
()内はポット出版(取次で流通)への注文の形態別割合です

トーハン・日販・楽天BNが新規出版社との契約に抑制的です(その理由は脇にお いておいて)。
そのため、古くは地方小出版流通、星雲社、などによる補完の努力がなされてき ました。
トランスビューが直取引を始めました(2000年をちょっと過ぎたあたりだったと)。
そして、トランスビューが他の新規設立出版社の本の流通を、
自社商流に相乗りさせる業務を提供しました。
それがキッカケのひとつになって、
新規設立出版社の流通に、鍬谷書店・八木書店・JRCが門戸を開いてきた。
これによって、取次契約が難しかった版元の流通がとてもやりやすくなった、と いう経過を経ます。

しかし一方、こうした取次流通を補完する流通は、取次流通という太い流れに完 全に乗り切れていません。
今回のJRCも、そうした「乗り切れていない」ところを、様々な工夫と努力で 「補完」していますが、
どうしても「補完」しきれないのが現状だと思います。

このことが今回のことにつながった、というのが基本的な構造なのではないかと 思います。

書誌情報・在庫情報・商流(の確実性)の3つに、少しでもモレがあると、うま く本を売ってもらえない
ということが起きるというのが僕の考えです。

◯情報流
・書誌・書影などの情報
・在庫の情報(出版VANの在庫情報)
◯商流
を整理して考えて見る必要があると思います。
今回の例は、情報流の書誌は流れる状態をつくれたけど、
在庫情報・商流が、太い流れに乗れていなかったのでモレがおこった、と思います。

●アマゾンをどのような状態にしたいのか

今回の問題は
①書誌・書影を表示させたい
②注文を可能にさせたい
③24時間発送にしたい(在庫ステータスを良くしたい)
とわけて考えることができると思います
このとき、アマゾン以外のネット書店も視野にいれるほうがいいと思います。
アマゾンは連絡つながらないけど、楽天なら◯◯ができる、とかがあるからです。
また、意識的に、表示状態のいいネット書店に、
ネット・SNSを使って直接読者に告知し誘導することが可能だからです。
これを表にすると、以下になるかと

       アマゾン 楽天BOOKS honto 紀伊国屋 などなど
――――――――――――――――――――――――――――――
①書誌の表示
――――――――――――――――――――――――――――――
②注文可能にする
――――――――――――――――――――――――――――――
③24時間発送にする
――――――――――――――――――――――――――――――

①書誌・書影を表示させたい
これに必要なのは、書誌情報が届いている/確実な入荷/その本を売りたいとい う書店の意思
の3つだと思います。
版元ドットコム→JPROの、書誌情報のながれは、
ほぼ間違いなく、ネット書店と取次と本屋などに届きます。
情報は届いている、ある、としても、確実な入荷/その本を売りたいという書店 の意思
がなければ、そもそも表示させることすらされない場合があります。
自費出版で本をつくり、配布を個人でする場合は、主に確実な入荷がわからないので
多分販売対象にならないでしょう。多くの本屋において。
JRCなどの流通は、そうならないためにあれこれの工夫・努力をして、
なんとか補完しようとしているのです。

②受注可能にする
はまさに、確実な入荷/その本を売りたいという書店の意思、が必要です。
そのために版元のできることは、確実な入荷、という状態をつくるようにするこ と以外にありません。
また遠回りですけど、売りたいと思わせる本をつくること(むずかしくはない) です。

③24時間発送にする
24時間発送の表示になるのは、ネット書店が、自社の倉庫に在庫を持つものだけ です。
アマゾン以外もほぼ同じですし、本屋の棚におさまっている状態とおなじです。
すると、仕入れて24時間表示にするかしないかは、書店の意思=仕入れる意思、 によることになります。
ついでに書くと、トーハン・日販・楽天BNの倉庫に在庫があると、1〜3日表示が 多いようです。
これも、取次が在庫するかどうかを決めることができるものなので、その意思に よります。

だから、
版元ドットコムでは、hontoと交渉して、版元の意思・判断で、honto倉庫に在庫 できるスペースを
1,000冊分買って、会員社に在庫スペースを提供しています。
これは、
・版元の意思で、24hステータスにできる
・hontoには在庫があるので24hで届きますよ、とSNSで宣伝・誘導できる
・アマゾンは交渉できないけど、hontoには版元ドットコムとの交渉の窓口がある。
 もちろん、今後、他のネット書店にも広げることができないか考えています。

なのでアマゾンの在庫状態を改善することと同時に、
ネット上で、他のネット書店に誘導して、アマゾン在庫の弱点を補う、ということも
考えの一部にいれてもらいたいと思います。

●販売店が店になにを並べて売るかは、販売店の意思(権限)

版元はメーカーです。書店・ネット書店は販売店(小売店)
小売店がどんな商品を仕入れて並べるかは、小売店の意思(権限)だと思います。
だから、「書店営業」というのがあって、「うち(メーカー)の本を仕入れてく ださいよ」
という働きかけがある。
仕入れるということは(返品もあるけど一旦は)書店が「買う」ことだからでも あります。
アマゾンも小売店です。ジュンク堂も、街の本屋も。
だから基本的に、アマゾンサイトに、何をどう表示させるかは、
小売店であるアマゾンの意思になるのだと思います。

版元はなにができるのか、すべきかは
書誌情報が届いている/確実に入荷できるというサインを送ること/並べたくな る本をつくる、です。

ですから、JRCは、アマゾンのベンダーセントラル契約して、情報ばかりか、
JRCの商流で出庫できる状態ですよ、とサインを送っているだと思います。
(JRCのベンダーセントラル契約があるのか、どうなっているのかは今回調べて ません)

確実に入荷できる条件とはどういうものか、というのは、
それぞれの会員社の商流形態によって、可能なこと不可能なこと、
また経費をどこまで出すのか、によってさまざまです。
なので、おおきな記述になるので、今回は割愛させてもらいます。
版元ドットコムの「活用入門」基本編・営業編も、一つの回答です。
直球でそう説明するものでもありませんが、
「活用入門」で説明していることは、確実に入荷できる条件
をどうつくるかを目指しているともいえます。
それぞれの会員社の条件を踏まえて。

●アマゾンについて
最後にアマゾンについて書きます。
アマゾンの出版物売上は、出版業界売上全体の1兆数千万のうちの20〜30%と思 われます。
紀伊国屋全店、丸善ジュンク堂全店で、3%とか5%とか、数%のはず。
確かに全体の2割は巨大です。でも逆に言えば、本の70%〜80%は、アマゾン以外の
書店店頭、他のネット書店、などなどで売れています。
アマゾンは目立つけど、出版という商売全体をかんがえると、むしろ大切にすべきは
70%〜80%を売る、それ以外の販売チャンネル、小売店などだと思っています。
だから、それ以外のチャンネルにもっと注目したほうがいい。
では、それ以外のチャンネルに向けてなにができるか。
・読者には、だした本の存在とその内容を認識してもらうこと
→書誌情報・書影を、早く・濃い情報で、業界とネット上に公開すること
・それ以外のチャンネルの多くを占める本屋などに、
書誌・書影/在庫があるのか(注文できるか)/どのような商流で入手可能か
を知らしめること、これがほとんど全てです。

最近の版元ドットコムサイトの改修で、一冊一冊の本紹介ページに「書店員向け 情報」というのを
掲載するようにしました。
これは、8割売上を叩き出す書店員に、
在庫/どうゆう商流なのか、また返品の考え方を提供しようという、こころみです。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910553009

このページは最近創業して入会した人々舎の最初の一冊目の本の紹介ページです。
情報をきちんと流したので、近刊の予約がアマゾンで始まっています。
でも、hontoでは、書誌情報は掲載されているけど、注文は受け付けていません。
これは、太い流れに乗れていなかったモレです。
新刊が完成して現物があれば、先に説明した、honto倉庫に在庫できるスペース
に入庫して、24hにすることができます。
予約はとってもらえていませんが、発売されたら確実に在庫表示を良くできる確 実な方法が
一つは、あるのです。

このぺーじにある「書店員向け情報」はこのようになっています。
> 取引取次: 鍬谷
> 直接取引: あり
とあるので、書店員は、鍬谷から取次同士の「仲間取引」なんだな、、、、とわ かります。

> 返品の考え方: 代表・樋口了解のもと「返品了解書」を同封の上、各取次さ んへお戻しください。
とあるので、万一売れ残ったら返品できるかという出版社の姿勢がわかります
(本当は、取次の姿勢・考えの問題でもあるのでかんたんに返品できないことも
書店員は想像したりするはずです、訳知りならばw)

> 出版社への相談
> 店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡くだ さい。
で、個別の取り組みの際に出版社がたよりになるのかどうかわかります。

近刊なのでまだ在庫はないはずですから、在庫表示はありません。
版元ドットコムシステムから、在庫情報を「あり」にすれば、
ここに、在庫 あり、と表示されます。
(ですから特に出版VANをつかってない会員社はこのステータスのメンテナンス は大事です)

これらは、版元ドットコムシステムの「会員社情報」メニューが各社でいれたも のを表示しています。
つまり、さまざまな版元の「商流はどうなのか」という小売店の不安・疑問に応 えて、
注文の敷居を下げようというこころみです。
まだ「会員社情報」に入力していない会員社が多いのですが、どうか書き込んで ください。

そもそも、書誌・書影/在庫があるのか(注文できるか)/どのような商流で入 手可能か
を知らしめる方法には、書店FAXがあり(書店員の認知と商流の紹介)、
書店営業があり(本屋の店頭は最高のディスプレイ)、
書評掲載依頼(読者・書店の認知)などなどがあります。
個人的には小零細出版社は、書店営業などせずに、情報流と商流を整え、
注文があれば確実に書店にとどける体制づくりに注力するのがいいと思ってます。
書店営業の時間は、本をつくることにそそぐ。

この投稿は、まだまだ食い足りないと思います。
意見・異論や疑問があれば返信ください。
(返信でも構いませんし、直接メール電話でも)

また、この僕のメールは、
ポット出版の「ポットの日誌」にコピペして公開します。
版元ドットコム会員社以外の版元にも、同様な疑問・問題意識があると思うので。
公開したら、MLでもお知らせします。

沢辺

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絵本で学ぶSDGs

2021-07-30 ポット出版

『くまのトーマスはおんなのこ』が『リビングとちぎ』2021.07.30(1348号)(発行:栃木リビング新聞社)の「絵本で学ぶSDGs」特集で紹介されました。

SDGsは17の大きな目標があるのですが、その中の5番目が「ジェンダー平等を実現しよう」となっていて、その関連書として紹介されました。

一緒に紹介されている本は
『プラスチックモンスターをやっつけよう!』(クレヨンハウス)
『もったいないばあさん』(講談社)
『せかいのひとびと』(評論社)
『CO2のりものずかん』(ほるぷ出版)
『はないきおばけとくちいきおばけ』(PHP研究所)

リビングとちぎのサイトはこちら

FJ310008_2.JPG

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ポット出版の[出版流通]その1・ポット出版の本はどのルートで売れてるのか?

2021-07-20 沢辺 均

2019-12-05のこの日誌で、「株式会社スタジオポットの事業縮小のおしらせ」を書いてから、1年半、日誌をかいてなかった。
現在、株式会社スタジオ・ポット(ポット出版は屋号)の事業を縮小して、出版の仕事だけになっている。
編集やデザインの請負仕事はしなくなった。

ところで、ヒマもできた(笑)んで、これまで30数年やってきた、ポット出版の仕事でやってきたことを少し書いていこうと思った。
出版の仕事といっても、本を作る仕事ではなく、それを売る仕事、つまり[出版流通]についてだ。
ポット出版で、初めて本をだしたのが1989年。このとき「こういう本をつくろう、だそう」というつくり手としての気持ちだけで出発。
本を作ることはなんとかできたんだけど(印刷とかデザインのこととか好きだったしね)、[出版流通]のことはホントに手探りだった。
何年も何年も。
新泉社の小汀さんに「TRCで図書館で売ってもらうように交渉しなよ。太洋社の4階に行けばいい」って言われた。
TRCというのが図書館流通センターという、図書館に本を売る本屋だってこと、太洋社っては取次だってことはわかったんだけど、
TRCと太洋社がどういう関係で、太洋社のどこに行けばいいのか、TRCの本の仕入れ先はどこで、それと太洋社はどういう関係なのか、全部ナゾ。ほんとは太洋社の◯◯課の☓☓さんのとこに行け、と固有名詞を教えてもらいたかったんだけど、わかってる顔をしたくて、
そのまんま太洋社に一人で突撃することになった。
そんなことを繰り返してきて[出版流通]のことがそれなりに理解できてたつもり、なんで、少し整理しておこう、
というのがこの話を書く動機だ。

さて今回、ポット出版の本の出荷先を金額ベースで集計してみた。それが以下。

●紙=80%
 取次=49%
 トラ=11%
 著者=8%
 e託=5%
 書店直=3%
 生協=3%
 個人=1%
 版ド=1%
 子ども=1%
 国会=0%
●電子=20%
 取次=19%
 書店=1%

紙の本と電子書籍の売上金額で大別してある。
ポット出版の売上は、紙の本80%で、電子書籍が20%売れているということ。

紙の本が、どのルートでうれているのかが「取次=49%」以下のところ。

「トラ」というのは、トランスビューという書店と直接取り引きをしている出版社に扱ってもらって、
書店などに流通してもらっているものということ。
ポット出版は、トーハン・日販といった取次をルートとして書店に本を届けてもらっている。
それにたいして、ポット出版プラスというブランドをつくって、トランスビューの書店への流通にあいのりさせてもらっている。
2016年8月からで、現在は、新刊はほとんどポット出版プラス・トランスビューあつかい。
なので、ポット出版の場合の取次=49%というのは、既刊本(何年も前にだした本)の売上ということになる。
逆に、トランスビュー扱いの売上に、新刊の売上が入っているので、その分売上額は多くなる。

著者=8%、の著者は本を書いてくれた人自身が購入してくれたものだ。

e託=5%、のe託というのは、あのアマゾンとポット出版の直接取引のことだ。
アマゾンとの直接取引=e託は、ポット出版プラスのブランドからだしたものをすべて扱ってもらっている。
なので、同じアマゾンへの出荷でも、ポット出版の発行の本は、日販・楽天BN経由で出荷している。

書店直=3%、の書店直というは、ポット出版が本屋と直接取引しているもの。
昔からやっている模索舎タコシェ、という独立系本屋や、田亀源五郎さんのマンガなどをゲイショップで売ってもらってる。

生協=3%、の生協は去年の秋にプチヒットの「タンタンタンゴはパパふたり」を、生協の通販で扱ってくれたんで去年だけの売上

個人=1% 版ド=1% 子ども=1% 国会=0%、の個人は個人に直接うったもの、版ドというのは、業界団体の版元ドットコムのこと。
子ども、は子どもの文化普及協会という、絵本を中心に本屋や雑貨屋やカフェとかにうっている組織で、国会、というのは国立国会図書館に納本したときに、ポット出版に支払われる金額の集計(0%だけどwww)。

●電子=20%に、取次=19% 書店=1%
ポット出版は、新しく本を作ったら、電子書籍を同時につくっている。
電子書籍書店への配信は、電子書籍取次のMBJからしてもらっているのが基本。
でも、10年ほど前に、電子書籍の新刊同時制作発売をはじめたころに、楽天コボ・Apple・Googleには、ポット出版から直接契約をしてみた。この3社は契約できて、アマゾン・キンドルは「取次(MBJなどね)からにしろ」って断られた。
だもんだから、取次=19%というは、MBJからの入金額ということになり、書店=1%というのは、楽天コボ・Apple・Googleからの売上ということになる。

こんなところがポット出版の本の、売れる場所、そのルートということになる。

次回は
ポット出版の[出版流通]その2・ルート別売上をどう見てるのか?、というのを書いてみるつもりでありんす。

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あかちゃんからの性&生教育をはじめよう

2021-07-02 ポット出版

クレヨンハウスが刊行している『月刊クーヨン 』2021年8月号

特集は育児で大切にしたい性と生のこと

この中で「子どもに性と生を伝える絵本」として幾つかのテーマに分けて本の紹介がされています。

・だいじなだいじな わたしのからだ(体のかけがえのなさが伝わると、、『イヤ!』と言うべき時がわかります。)
・いのちが生まれる いのちを伝える(なかなか見る機会のない、いのちの神秘。大人だって、びっくりです。)
・いろんな性 いろんなかぞく(多様性って、こういうこと。「当たり前」になっていくために。)

この「いろんな性 いろんなかぞく」のページで

『タンタンタンゴはパパふたり』も紹介されています。

ちなみに次の9月号は8月3日発売で
あかちゃんからスタートする絵本習慣「絵本がある育児」特集だそうです。

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本屋さんイチオシの100冊から

2021-06-08 ポット出版

『タンタンタンゴはパパふたり』も選ばれている

読売KODOMO新聞の人気書評コーナー「本屋さんイチオシ」で取り上げた児童書を集めたブックフェア「本屋さんイチオシの100冊から」が6月1日から始まっています。

ブックフェアのことを紹介している 保存版「読売KODOMO読書新聞」 がリンク先からダウンロードできます。

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2021年春 謝恩価格本フェア

2021-04-16 ポット出版

恒例の謝恩価格本フェアが2021年4月16日(金)12時より開始となります。
アイテム、数量限定で新刊書籍が45%OFFで買えるこの企画
ポット出版も参加しています。

バナーをクリックすると謝恩価格本フェアのページに移動します。

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リンク先で「ポット出版 謝恩価格」と検索すると
ポット出版の本が出てきます。

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乳幼児期の性教育ハンドブック

2021-04-14 ポット出版

かもがわ出版より2021年4月刊行された『乳幼児期の性教育ハンドブック』という本でポット出版の本が紹介されています。

具体的には117ページから121ページにある、子どもといっしょによむ性教育の絵本ガイド(選書・紹介 長瀬初美)のところですが
いろんなテーマごとに絵本が紹介されています。

どんなテーマかというと
「生まれてくることの“なぜ”に向き合う」
『からだのしくみから性交、人のつながり」
「いろいろな人、家族、生き方に出会う」
「傷つかない、傷つけない関係」
「性教育絵本との出会い」

この中の「いろいろな人、家族、生き方に出会う」で

『タンタンタンゴはパパふたり』『くまのトーマスはおんなのこ』が紹介されています。

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ためし読み、できます。

2021-04-09 ポット出版

3月に発売した
『公務員採用における国籍要件と欠格事由【上・下】』 試験設計の全体像を概観しながら

「はじめに」や「目次」、本文の内容はこんな感じになっていますというのがわかる程度ですが、ウェブ上でもためし読みできるようにいたしました。

こちからご覧ください ⇒ ためし読み

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