反響●『「オカマ」は差別か』 | [2002-04-22] |
●反響-05 藤田敬一 『同和はこわい考』通信
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コメント 前号に、本書(『「オカマ」は差別か』――沢辺注)の「発行にあたって」という沢辺さんの文章をコメントなしで採録したため、みなさんのなかにはとまどった人もおられたかもしれません。申しわけなし。『週刊金曜日』という雑誌の特集記事中の「オカマ」という言葉をめぐって議論がおこっており、そこで『こわい考』がとりあげられているとは、沢辺さんから本が送られてくるまでまったく知りませんでした。『こわい考』に書いた「差別判断の資格と基準」にかんするわたしの考えが、こうして振り返られるのはやはりうれしい。しかし、差別問題をめぐる情況にあまり変化がないことも知らされたわけで、前途遼遠、焦らずやっていくしかないなと、あらためて感じ入った次第。 なお、上に採録した発言者の肩書きは、本書記載によれば、野口さんは文筆業、伏見さんは評論家、松沢さんはライター。 |
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