2012-02-27

カジノ経済になった要因

投機経済が99%で実物経済が1%というエコノミーは狂っている。

どうしてそうなったか。

製造業に見切りを付けた米国は80年代後半から証券と銀行を分離するグラス・スティーガル法(スティーガル体制)を緩和し、90年代初頭に廃止し、グローバリズム・投機経済へと突き進んでいく。

証券と銀行の分離をもういちど復活させるべきではなかろうか?

2012-02-24

前原誠司クンの産経・排除を断固支持する!

国防音痴で知られる「口先番長」前原誠司・民主党政調会長が
自身の記者会見から産経新聞を排除したことが問題視されて
いる。別にいいんでないか、前原クンの短気は。

そもそも、前原会見は記者クラブ主催。

輿石幹事長や樽床幹事長代理の会見のように
フリー記者にはオープンにしていない。
国交相以来からずっとフリー記者・排除の
閉鎖的な会見を行なっている。

事の本質は、前原会見が
特定メディアのみにしか開放
されていないことで、お座敷での
宴席から、気に喰わぬ人間(メディア)を
退席させるのを問題視すらなら、
それ以前に排除されているフリーの
記者たちがいるという想像力が
あってもええんじゃないか?!
とワシは思う。

「口先番長」前原クンの威勢を
ワシはかいたい。

頑張れ!前原クン。

来日中のローラン=ファビウス元首相と懇談

ワシはフランス社会党F.F.E.に属する。

社会党の大物幹部・ローラン=ファビウス元首相の
プチ講演&懇親会があったので、参加。
20人ほどの党員が参加した。

みな白人、アジア系はワシ一人。元首相とは
共通の知人の話で盛り上がる。

ミュージカル『空想 見上げればそこに~』を観劇・感激する。

劇団『STUDIO HeadZ』のミュージカルを
阿佐ヶ谷の小劇場『アルシェ』で観る。
最前列で観たが、目と鼻の先に
役者が近づくほど舞台は狭く、
しかし、そこで本格的なミュージカルが
熱演された。

一階が花屋のカミツレ荘に住む
住人たちのそれぞれの物語が
展開され、微妙に交差していき、
最後に一つの点へと向かう。

メッセージは明確だ。

♪上を向いて歩こう♪

ではないが、

絆や人間の尊厳という仰々しい言葉が
モチーフにあるように思えたが、
そのために創られた数々の歌や
ダンスで、楽しく軽妙に表現される。

少なくともキャラメル××××のような
人気劇団の芝居よりも、20000%
ヨカッタ。

女子高生役を演じた新井惟さんが
制服を着ても、まったく違和感を
覚えなかったように、若さあふれる
エネルギッシュな劇団に思ふ。

次作品も鑑賞しよう。

2012-02-22

シラク回顧録Ⅰを頼む

ジャック=シラク前大統領の回顧録一巻を注文した。

わたしはシラク政権の偉業を

・イラク戦争・反対の完徹
・死刑の永久廃止

だと考えている。

イラク戦争でフランスは途中で折れる、といわれた。
しかし、開戦まで一貫して反対を貫き、国連安保理で
開戦決議をすれば拒否権を発動すると断言した。

死刑制度は憲法改正によって、第五共和制が続く
限りは復活しないように、半永久的に廃止した。

シラク氏は根っからの死刑廃止論者である。
シラク回顧録Ⅱを読んだが、何故に、
死刑廃止であるかは銘記されていない。

アルツハイマーを患っているというシラク氏に
尋ねられるとすれば、死刑廃止を信条とする
理由について伺いたい。

奇跡的な回復を切に願うばかりだ。

2012-02-21

シラク大統領からの手紙

昨日、シラク財団から手紙が届いた。
怪訝に思い、中身を開けると、
これまでの日仏文化交流への寄与を
表彰する内容のものであった。

ドラノエ・パリ市長やドヴィルパン前首相から
親書を頂いたのに続き、三回目だ。

シラクさんの全文直筆で、認知症の深刻さが
語られていたが、まだまだご健在でいる。

2012-01-22

パリ副市長・来日&帰国

懇意にしているパリのクリストフ=ジラール副市長が木曜夜に来日して、金曜朝に広島へ発ち、夜に都内ホテルに戻ったので、21:30に懇談した。次期文化大臣とも目されるジラールさん。広島に同行しないか?とお誘いを受けたが仕事が入っていたため、かなわなかった。

ル・モンドの取材が入っていたため、本当に半年ぶりの再会を喜び合い、お互いに、お土産(ジラールさんは近著2冊。その場で日本語とフランス語でサインをしてくれた)を渡し合い、次はパリで面会することを約束して、別れた。

若い頃に週刊ポストの表紙に載った大の親日家が文化大臣に就けば、日仏文化交流が一気に進むことは間違いない。

ジラールさんは土曜昼に日本を発った。

2012-01-07

共和党の復権、オバマの失脚

私は米国大統領選2012を大統領選1996となぞらえていた。

候補者が乱立し、本命もブッチぎりで勝つわけでなく、満身創痍の状態で、現職と闘う。

しかし、ロムニーのしなやかな闘いぶりを見ると、あの年の共和党候補・ボブ=ドール元上院院内総務とはちゃうなあと考えるにいたった。思考は現実化する。

希望のオバマは、有権者を絶望へと導いた。
「新たなる希望」はロムニーになるのではなかろうか。

オバマは黒人が大統領になった、という、功績だけを遺し、退場ということになろう。

欧州連合、崩壊の兆し

ハンガリー王国の極右政権が新憲法を発布して、独裁化を進めている。
報道の規制、ホームレスの犯罪→処罰化、選挙制度は与党有利へ改悪、国家経済化。

しかし、国民は支持する。

ギリシアのようにならないためには「独裁者が必要だ」とおもっている。

危機の時代には「リーダーシップ」や「独裁」が求められる。
橋下徹・大阪市長はそこを見事に分かっている。

日本もハンガリー化するのか?
とにかくいいたいことは、野田にはNo!だ。

世界は急速に変化する

フランス大統領選挙で4月29日の決選投票で誰に入れるか。
現職のサルコジか社会党の大統領候補・オランドか。
52~56%のフランス国民がオランドに入れるという。
サルコジに入れるというのは38%~43%。

大差をつけられている現職・サルコジ。
落選は必至だ。

1月15日の台湾総統選挙で政権交代が起こる可能性のほうが高い。

米国では共和党の予備選でロムニーが順調な闘いを続けている。
穏健派のロムニーが大統領候補になれば、無党派層はもとより、民主党層にすら、同氏は食い込むだろう。
保守派が反発する?どうせ、選挙にそもそもが行かない連中だ。
無視してけっこう。

強硬な保守よりも穏健なロムニーのほうがオバマ大統領にとって脅威となろう。
ギングリッチ元下院議長?もう、過去の人だろうよ。

12月には韓国大統領選挙。
ソウル市長選挙では野党が大差を付けて与党に打ち勝った。
ハンナラ党が政権から落ちる可能性は高い。

今年は良きにつけ悪きに付け、選挙の年だ。

まず、ユーロ圏の崩壊。これは確実だろう。
円の一人勝ちが進行する。

日銀は金融緩和を大胆に進めて、デフレから脱却し、円安へと誘導すべきだ。
なのに、It’s enough.という。いまので十分だって?

円とドルの関係は株価の動きと連動していることは歴史が証明している。

いまこそ、ゼニをバラ刷って刷ってバラまいて、市場にゼニがまわるようにして、デフレ脱却、円安へ。

2011-12-30

希望と絆

コトバ2012は

希望と絆

になって欲しい。

一人では
生きられないからこそ
社会があるのだから

2011-12-29

『脱原発世界会議』にメッセージを寄稿

日本から原発をなくす。
フランスから原発をなくす。

核廃棄物は無害化するまでに約100万年もの年月がかかります。
遡れば、それはアウストラロピテクスの時代です。
保管・管理の技術が見いだせないのに、原発を稼働させれば核廃棄物はさらに増えていき、末代までに負の遺産をのこすことになります。

原子力発電は1950年代のテクノロジーで時代遅れで、人間には統制かつ統御不可能です。

60年経ったいま、定年退職してもらいましょう。

2011-12-27

前原誠司「民主党」政調会長は男が腐ったような腰抜けだ

八ッ場ダム建設予算が次年度予算案に組み込まれることが決まった。
前原誠司・民主党政調会長は12月22日に怒りをあらわにして、
「(予算に)組み込ませない」と断言した。

政府の予算案を国会に提出するには、民主党政調会長の承認が必要となったから、前原が屈せず・怯まず・恐れずに筋を通せば、八ッ場ダム建設予算を潰すことはできた。

しかし、「口だけ番長」は一日で豹変。

前言を反故にして、八ッ場ダム建設を黙認することにした。
「責任は感じる」というならば、辞任してしかるべきだろう。

「口だけ番長」には「やるやる詐欺師」という新たな名前を進呈しよう。

2011-12-21

CHANGE WE CAN BELIEVE IN 2012

Faisons connaître le projet !

It’s Time to Change.

Faisons connaître le projet !

2011-12-17

ドミニク=ドヴィルパン前首相が大統領選に出馬へ

ドミニク=ドヴィルパン前首相が大統領選へ出馬表明したのは先の日曜日のこと。
支持者には出馬宣言のメールが届いた。

2012年の当選を期して、新党『連帯共和国』党籍の更新を促すメールが届いたので、カンパもかねて、一年の党費を支払った。

同氏は中道・右派に支持を拡げている。
ドヴィルパン節がこれからも聞けると思うと嬉しい限りだ。

2011-12-14

ドヴィルパン前首相が大統領選へ

11月15日が誕生日のドミニク=ドヴィルパン前首相にお祝いの品を贈ったところ、直筆の感謝状をいただき、たいへん恐縮していた。

そのドヴィルパンさんが支持者に大統領選に出馬するメールをおくられた。
私は自分にフランス留学を決断させた、畏敬申し上げるヴィルパンさんの決断を断固支持したい。

2011-12-11

歯磨きで虫歯を治した(と思う)~生活の科学~

左奥歯は冷たいものをのむとき、滲みていたかった。
それが平時でも痛みが続くようになったので歯医者に行った。
そこで、虫歯治療の価格を尋ねると一万円以上といわれた。

いろいろとネットで情報を探すと、虫歯を削るのは古い
やり方だとかいているものがあった。

私は薬局で「シミによる痛み止め」と「フッ素」と「キシリトール」が
入った歯磨きを買って、毎日、磨いていたら、一週間程度で
シミによる痛みがなくなり、それ以来、歯磨きは頻繁に
行っている。

虫歯は進行を抑えられても、退化させることはできないと聞くが、
私は歯痛からすっかり解放された。

2011-12-09

さいたまスーパーアリーナに1万8000人が参加

12月6日に催された大川隆法「幸福の科学グループ」総裁の大講演会@さいたまスーパーアリーナには、入場するためのご奉納が一人一万円で、約18000人が参加した。10万円であろうが、参加人数は変わらなかったのではないか。それくらい参加者に強い信仰を感じた。

各地では区民館の大ホールを借りたり支部などで衛星中継を流す会場が約3500カ所用意された。
もちろん、衛星会場の方もご法話を聞くため、ご奉納する。

私が感じたのは、幸福実現党が会員に浸透していない事実だ。
幸福の科学の会員は多くいるのに、政治に参加することと
距離をとっている会員が少なからずいる。

これだけ動員力があるのに票に結びつかないでいる。
まだ、できて二年半だから、仕方ないのかもしれないが……。

2011-12-01

【仏】神のことば入門~“幸福の科学”から考える~

ルソーの人民主権論にブレーキをかけ、権力の分立について、生涯かけて書き上げた著書『法の精神』で説いたのがモンテスキューだ。

大川隆法「幸福の科学」総裁は「ルソーに傾斜した人は左翼に陥る可能性が高い」と方々(ほうぼう)で説かれるが、ルソー熱を沈静する「保守思想家」モンテスキューの偉業に触れてほしいなあ……と思うことはままある。

「一般大衆の意志」を重んずるルソーと「法の精神」を重んずるモンテスキューを比較論ずれば、国民国家論を展開できようものだ。

さて、三権分立国家であるフランスでは「法」を司る機関が、他の機関に比してやや強い。
明治の日本人は法を重んずるフランス共和国を、畏敬を以て、「法國」と呼んだ。
精神の根底にカソリックがある国を「仏」と呼称したのは隣国・Chine影響だ。

それでは仏から神の話へ!

フランス語では唯一神・至高神を以てDieuと呼ぶ。
ユダヤ教でいえばYahweh(ヤハウェ)、イスラム教ではAllah(アラー)。
幸福の科学では「地球系霊団の最高指導者」をエル・カンターレと呼ぶ。
これはフランス語のDieuという概念ではなかろうか(と日々、学究に勤しむ幸福の科学・講師に「それ、ちゃうやん?」とツッこまれるかしら)。

そして、ギリシア神話の神々や「八百万の神」という場合の神はdeite(eの上にアクサン・テギュが両方つく)という。divinite(アクサン・テギュが最後のeにつく)は神性が原義だが、神々というときの神としても用いる。

よって、同教団の教理では、エル・カンターレが天地創造の至高神・Dieuであり、霊言で呼び出されるのはdiviniteないしdeiteになのではないか。

以上、Dieu, deite, diviniteのお話でした。