第17回セミナー・「組版が立ち現れるまでに」
講師のプロフィールとお知らせ文


第17回セミナーの講師プロフィールとお知らせ文です


●第17回セミナー

 12月5日(日)

テーマ『組版が立ち現れるまでに〜明解日本語文字組版再構築 』

日本語の文字と組版を考える会は、鈴木一誌氏の『ページネーション・マニュアル』に共感した仲間たちが始めた会である。二ヶ月に一度の公開セミナーを軸に、この三年間、文字と組版を取り巻く様々な事象と取り組んできたが、セミナーを中心とした活動形態を見直す時期に来たと判断し、そろそろひとつの区切りをつけようということとなった。
そこで今回は原点に立ち返り、先頃発刊された『明解 日本語文字組版』を中心に、日本語文字組版と正面から取り組みたいと思う。この本は、会の発端となった『ページネーション・マニュアル』の制作者である鈴木一誌氏、初代世話人として活動の中心を担った前田年昭氏、会報やレジュメのデザインと組版を担当した向井裕一氏の共同の仕事である。今回のセミナーでは、この『明解 日本語文字組版』を更にいったん解体し再構成した当日資料を中心に、組版を結実させるまでの思考の過程とその理由を、お話いただくことにする。
参加される方には、ぜひ『明解 日本語文字組版』を読んだ上で参加していただきたい。そして、疑問・質問を思い切りぶつけて欲しい。

■講師
鈴木一誌[SUZUKI, Hitoshi]
1950年東京生まれ。ブックデザイナー。東京造形大学在学中より杉浦康平氏に師事。1985年独立。ブックデザインを仕事の中心にして現在に至る。装幀とともに、本文デザインに力を入れ、レイアウト・フォーマットの重要性を広く知ってもらう一環として『知恵蔵』裁判を提起。1996年12月、「ページネーション・マニュアル」を発表した。主な仕事に「昭和 二万日の全記録」「Japan An Illustrated Encyclopedia 英文日本大辞典」「人物20世紀」、「シリーズ20世紀の記憶」(毎日新聞社)「Japan Almanac」(朝日新聞社)「大辞泉」(小学館)ほか。雑誌では、「陶磁郎」(双葉社)など。

■協力
前田年昭[MAEDA, Toshiaki]
1954年大阪生まれ。写植・DTP組版。1992-1993年「みえ吉友の会」、1996-1998年「日本語の文字と組版を考える会」世話人、1996-1999年 日本規格協会電子文書処理システム標準化調査研究委員会WG2委員。現在、ライン・ラボ代表。(http://www.linelabo.com/ E-mail tmaeda@linelabo.com 新宿区下宮比町2-18-1102)
向井裕一[MUKAI, Hirokazu]
1957年大阪生まれ。デザイナー。グラフィックデザイン、デジタル・パブリケーションに関連する企画・編集・デザインを手がける。
主な仕事に「スーパーデザイニング」(玄光社)、「スーパー・ニッポニカ日本大百科全書」(CD-ROM版、小学館)のインターフェイス・デザインなどがある。共著「香港―多層都市」(東方書店)。

■日 時
1999年12月5日(日) 13:00〜16:30(開場12:30)

■会 場
シニアワーク東京 地下2階講堂[地図はこちら]
  東京都千代田区飯田橋3-10-3
  (飯田橋駅から徒歩6分)

■参加費
2,000円(当日申し受けます)

■申し込み
◎web上の登録フォームからお申し込みください。
◎フォームでのお申し込みができない方は、
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1999年12月5日(日)・第17回公開セミナー・
『組版が立ち現れるまでに〜明解日本語文字組版再構築』
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会から郵送する場合のご住所(自宅/職場):
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電話番号:
ファクシミリ番号:
E-Mail:
の各項目を明記の上、moji@pot.co.jpか、ファクシミリ
03-3402-5558/03-5496-9672宛てにお申し込みください。
※定員(200名)を超えた場合のみ、お断りのお返事をさしあげます。

■主催:日本語の文字と組版を考える会
■世話人:太田温乃、杏橋達磨、逆井克己、沢辺均、高野幸子、萩野生政
■連絡先
〒150-0001 渋谷区神宮前4-13-11 ポット出版気付
 日本語の文字と組版を考える会/ファックス03-3402-5558
※2000/04/17以降、ポット出版は引っ越しました。
新住所●〒150-0001 渋谷区神宮前2-33-18#303

〒141-0031 品川区西五反田5-24-11-202 Pdc気付
 日本語の文字と組版を考える会/ファックス03-5496-9672


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