第14回セミナー・テーマ:カラーマネージメントの謎を解明する
参加者の意見や感想
第14回セミナーにいただいた意見・感想・批判などを掲載します |
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感想--01 ■一ノ瀬 5/24 日本規格協会 JISハンドブック 色彩 \4400 a) JIS Z 8701(1981) XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系による色の表示方法 b) JIS Z 8724(1983) 光源色の測定方法 より、 a)には、「Yは反射率を百分率で表した値となる。」とあります。すなわち 最大100で、単位なし。光源の強度に依存しない。 質問者の指摘どおりです。 b)には、「Yの値は測光値に一致するように定める」とあり、単位があります。 例えば、ワットとかルーメン。 結論としては、 物体色の3刺激値については、XYZが光源に依存して変わる という言い方は止めた方が混乱が少ないかも知れません。 「光源色として、測定した場合」という制約を付けて説明すれば良いですが、混乱しますものね。 ■笠井 5/24 笠井です 先の質問への一ノ瀬さん(エプソンのスキャナエンジニア)の追加フォローです。 この報告によると物体の色を表現するXYZと、光源の色を表現するXYZでは、相対値・絶対値の違いがあります。 笠井のセミナの話では、物体の色について話しながらも絶対値の話をしていました。これは明らかに笠井の間違いであると、各位さんに陳謝しなければならないようです。 何らかのメディアを通して、正したいと思っています。 ご指摘ありがとうございました。 PS しかし、それだったらYxyという表現の必然性はいったいどこから来たんだろう? う〜む???また調査テーマが増えてしまった! ■一ノ瀬 5/25 > しかし、それだったらYxyという表現の必然性 同じ明るさで、色の違うパッチってありますよね? IT-8チャートのタテ方向の色パッチ。 (このパッチのYが厳密に一定かどうかは別にして) Yが一定なら、Y値は同じ。(視感度での反射率は一定。) 色は違うので、x,yはいろいろ。 ということになります。 色度図は、(X,Y,Z)=(1,0,0),(0,1,0),(0,0,1)のポイント を通るように切った平面(三角形)を 380nm-780nmの光スペクトルがつっきった馬蹄形を X-Y平面に投影したものです。 よって、xyに限らず、zx(Z-X平面に投影)でも yz(Y-Z平面に投影)でもよかったと思います。 でも、明るさ:Y値は重要なので、 Yxyなのだと思います。 | |