2009-05-14

お部屋1848/唐沢俊一か中村克か

東村山のことが気がかりですが、仕事が溜まってきているので、東村山まで行くのはよしました。そう言いながら、更新をしているのですから、仕事をしていないってことだったりするわけですが。

「週刊新潮」についてはいろいろな人が取りあげているので、盗作つながりで、別のことを書いておきます。実のところ、先週から、こっちの話に熱中していたのであります。

唐沢俊一とは過去に因縁があるわけですが、パクリについては、最近まで『新・UFO入門』の騒動しか知らずにいました。

ところが、今年になってから、「唐沢俊一が大変なことになってますよ」「松沢さんの名前も出てますよ」と読者から立て続けにメールが届きました。もっと早くから検証は始まっていたわけですが、おそらく私の名前が出てきたことによって連絡をくれたのだと思います。

連絡をくれた方々には申し訳ないのですが、あまり興味を抱けません。私の中では、「いかにもパクリをやりそう」という人物像がすでにできていますから、その上、ひとつやふたつ、盗用の例が出てきたところで驚くようなことではありません。また、「いかにネットで批判されようとも、どうせ出版界は何事もなかったように起用するのだろう」との諦めもあります。
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2009-05-13

お部屋1847/Googleブック検索に対する異論【追記あり】

今回は東村山からちょっと離れます。盗用問題ともちょっとは関係しますけど。

ポット出版が「Googleの書籍デジタル化への集団訴訟和解案について」を公開しました。ITmediaでも取りあげられて、一方的にGoogleを悪者に仕立て上げようとする勢力に対する異議申し立てとも言える内容で、この問題に一石投じることになりましょう。

Googleブック検索については、メルマガ「マッツ・ザ・ワールド」で何度か取りあげていますし、ポットの沢辺さんとも話し合いをしていました。「出版関係の諸団体が勝手なことをほざいているので、それに対抗して、一人で声明を出そうかと思っている」と沢辺さんに話していたのですが、私が何を言っても世間様から相手ににされないので、先にポット出版が意見を表明してくれてやりやすくなりました。

では、書き手の立場から、私も改めてこのことを書いておきます。

インターネットの登場によって、本はとても不便な媒体になってしまいました。検索が容易ではないからです。

「どこかで読んだよな」と思っても、どこで読んだかわからない。どの本に出ているのかわかっても、どのページに出ているのかわからない。気になるところには付箋をしておく癖がありますが、大量に付箋がついていると、どの付箋が該当箇所かわからない。読んでいる時にはさして意味を感じていなかったために肝心な箇所に付箋がついていないこともあります。
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2009-05-11

お部屋1845/中村克も「やけしに方式」【追記あり】

以前から、中村克さんは「草の根」的な体質をもっていて、だからこそ「草の根」を支持してきたのでしょう。パソコンを触る機会がなく、そのために、「草の根」の実態を知らずに投票しているような人たちは別にして、「草の根」を支持する人たちは、多かれ少なかれ、体質を共有しているのだと想像できます。

それでも今まではいくらかの距離を保てていたのではないかとも思っていたのですが、今回のことで、完全に同化してしまったようです。あるいは、早くから完全同化していたのが露呈したということなのか。

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【速報】東村山通信 読売捏造報道が市議殺害予告に発展

「最後のパレード」盗用疑惑に関連し、東村山市議会議員 草の根会派の二人がインターネットの掲示板2チャンネルに「自殺」「殺す」と書きこまれていることが10日分かった。

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/1241839812/

81 :朝まで名無しさん:2009/05/09(土) 16:33:11 ID:kEvU3nzH
朝木議員 自殺 矢野議員 追い込む 殺す

管轄の東村山警察所はすでに通報を受けており、「真摯に受け止め、対応したい」と話している

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2ちゃんねるを見ると、「『東村山通信』というのは何なんだ」「なんで自分のことを無関係の第三者のように書いているんだ」との疑問が出ていて、「きっこの日記」に出てくる「世田谷通信」の真似だとの意見もあります。その影響もあるかもしれないですが、おそらく元を辿れば「東村山市民新聞」の真似でしょう。
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お部屋1843/東村山のおかしな市議のおかしな言い分【追記あり】

2日間、この件についての更新を休んでしまいましたが、その間に、またまた「東村山市民新聞」はいつもの如くのデタラメを書いてます。バカバカしいと思いつつ、批判しておくとしましょう。

まずは「真相究明 12」オリエンタルランドとディズニーランドの実態から。

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  「最後のパレード」の著者中村氏は、いわばディズニーランドの「井戸を掘った人」だろうから、必ずしも、下の記事は彼にとって喜ばしいことではないかもしれないが、この問題の検証をする立場からは、やはり指摘しておく必要がある。

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中村克さんが掘った穴は「墓穴」以外に知らないですが、ここは「基礎を作った」といった意味でしょうか。中村克さんがディズニーランドに残したものなど何もないと思いますが、敷地内のどこかに井戸があるのかもしれませんネ!

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 ところで、中村氏を含めOBたちが過去に出版した「ディズニーランド本」が、ほとんどの場合、ディズニーランドをもち上げているという事情もあって、オリエンタルランドは、開園以来、一貫して不問に付し、この種の出版についてはいわば「著作権フリー」の立場を事実上とり続けたし、それが一般には支持されてきたといえる。なぜなら、ネット書評欄に書き込まれた投稿数の膨大さをみれば、議論の余地がないからである。

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バカバカしい。
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2009-05-08

お部屋1841/「権利者不明の著作物を利用する方法」の補足

著作権のことをまったくわかっていない矢野穂積は、懲りもせずに更新しています。

「真相究明 11」社団法人「小さな親切運動」本部の「はがきキャンペーン」なるものより。

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 少なくとも、中村氏側と「あひるさん、ありがとう」(「A」)に接点があり、中村氏側が「あひるさん、ありがとう」(「A」)を知りながら、その一部を作り変えて、故意に出版した事実を立証しなければ、中村氏側には「盗用疑惑」があるとはいえないのは、誰にでもわかる話で、法律家の出る幕もない。 

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「一部を作り変えたかどうか」は同一性保持権を侵害したかどうかの問題なので、「盗用」と呼ぶためには、こんなことは検討する必要がなく、文章を比較すればいいだけのこと。

で、どうしてもその経緯を知りたいのであれば、似た者同士であるお友達の中村克に聞け。すでにネットを「参照にした」ことは認めているのだし、「事後承諾」なんてことを言っているのだから、承諾が必要であること自体は自覚しています。
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お部屋1840/矢野穂積の真意

すでに橋本玉泉さん3羽の雀さんが指摘済みですが、中村克さんの最新メッセージ「東村山市民新聞」のコピーです。

つねに誰かに寄りかからなければ立っていることができない中村克さんは、「心の母」からも見捨てられ、よりどころは矢野穂積だけってことでしょうが、矢野穂積に頼るんだったら、電柱や郵便ポストにでも頼った方がまだマシ。

これでは、「小さな親切運動」本部に喧嘩を売っているとしか思えません。実際、彼らはこの方向で切り抜けようと方針を定めたのでしょう。

橋本さんが『東村山市民新聞』の発行ならびに執筆ご担当者の常識と知識、さらに社会的な経験について疑問に感じないわけにはいかないと書いていることに私も全面的に同意します。

「小さな親切」運動本部の報道資料を私は見ていないですが、応募作品の著作権は「小さな親切」運動本部に帰属することになっていることが想像できますから、「同運動本部の目的が、正当な著作権者としての権利の主張と、「あひるさん、ありがとう」の作者の人格および権利の保護であることは明白である」という橋本さんの指摘通りです。したがって、「小さな親切」運動本部が著作権者として『最後のパレード』を批判するのはなんらおかしくない。

おそらく矢野穂積は、公募作品の著作権についての常識がないのとともに、財産権としての著作権と、人格権としての著作権の両面を正しく理解できていないのでしょう。
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2009-05-07

お部屋1839/母に捨てられた出来損ない

あらあら、福田かづこ東村山市議のブログによると、中村克さんが「心の母」と慕う小松恭子元都議は当惑しているみたいですよ。まっ、誰もがわかっていたことですけどね。思いつきで人の名前を出すからこうなる。その前に、思いつきで本を出すからこうなる。

それにしても、面識のある地元の市議や本人から本をもらっていた「心の母」でさえも、盗作騒ぎについてよくわかっていないものなのですね。

まして、東村山市民の大多数はまだ知らずにいるのでしょう。中村克という名前を見て、「草の根」と密接な関係がある地元の人間であるとわかる人自体、ごく一部でしょうから、テレビや新聞を見たところで気づかないのは当然ではあります。

その点、福田かづこ市議のブログにコメントをした人のように、いちいち指摘をすることはとても大事です。知らない人には教えてあげるのが「思いやりマインド」というものです。
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2009-05-06

お部屋1838/『最後のパレード』盗作事件から見えてくるもの

ここ数日、アマゾンのレビューを読むのが楽しみだったのに、『最後のパレード』のページが削除されてしまったのが残念です。記録として残しておくべきだと思うんですけどね。

それに引き換え、楽天ブックスのレビューは何? 楽天ブックスとアマゾンの利用者の質がどれだけ違うのかを見るために、これはこれで末永く晒しておいて欲しいです。

いよいよ話題が拡大しつつある中村克・矢野穂積コンビですが、この影響がいろんなところに出ています。この二人が界隈の話題を独占してしまっためたに、瀬戸弘幸一派の存在がかすんでしまってます。ワールドワイドウェブさんは引き続き話題にしてますが、瀬戸弘幸はもともと矢野穂積と朝木直子に踊らされていただけのパシリみたいなものですから、黒幕の矢野穂積が前面に出てくると影が薄くなるのは当然であって、かくなる上は「内部告発虚言事件」「ベランダのウンコ事件」なみのお笑いネタを用意していただくしかないでしょう。期待してます。
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2009-05-05

お部屋1837/権利者不明の著作物を利用する方法【追記あり】

ゴールデンウィークだからと言って海外に出かけていたわけではないのですが、のんびりしているうちに数日あいてしまいました。

『最後のパレード』盗作問題を取りあげた先週金曜日の「ミヤネ屋」を観たのですが、森永卓郎がいい加減なことを言ってました。引用の要件として、「出所の明記」「同一性の保持」とともに「半分以上を引用してはいけない」などと言ってましたが、そうする必然性があれば、全文を引用することも可能です。図書館で、著作権が生きているものは半分しかコピーできないことを誤解したものでしょうか。

本を多数出している人でも、こういうことを言ってしまうものです。それでもずいぶんマシな部類であって、サンクチュアリ出版の編集者や中村克さんは、「引用の要件」なんて問われてもまともに答えられないでしょう。

『最後のパレード』では、「批評していない」「批評だと言い張るのだとしても、引用部分が主になっている」「引用部分が明示されていない」「出所(出典)が明示されていない」「著作者名が明示されていない」「同一性が保持されていない」の各点において引用ではありえず、著作権法違反であることに疑問はありません。
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2009-05-01

お部屋1835/「草の根」が中村克を擁護する理由

橋本玉泉さんは記者会見に行ったのですね。金にならないことを地道にやり続けるのはさすがです。

『最後のパレード』盗用騒ぎについてブログなどで触れているライターが少ないのは、前回書いたこと以外に、「出版社に対する遠慮」もありそうです。こういう「遠慮」「配慮」についてはまた項を改めて書く予定ですが、橋本さんは、サンクチュアリ出版のような出版社で仕事をする気はさらさらないでしょう。こういう気概のある書き手がいかに少ないかってことです。

ちなみに私がこの出版社を批判するのは、「こんな出版社とは仕事をしない」という信念があるのでなく、なんも考えてないだけです。

ところで、昨日驚いたのは、「草の根」が中村克擁護を始めたことです。この内容についてはなた5963さんにおまかせするとして、この展開は予想外でした。普通に考えれば、擁護する余地もメリットもないです。また、「草の根」は義理を感じるような連中ではなく、救いを求められたところで無視し続けるであろうとばかり思ってました。
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2009-04-30

お部屋1834/サンクチュアリ出版は潰れてよし

3日ほど前までは「このままサンクチュアリ出版は売り逃げしそうだな」と思っていたのですが、誰も予想しなかった中村克さんの大活躍によって、見事形勢が逆転しそうです。ある種の天才かもしれない。

瀬戸弘幸一派もそうですが、味方にするとこれほど怖い存在はおらず、敵に回すとこれほど心強い存在はいません。

そろそろ社団法人「小さな親切」運動本部の記者会見が始まります。

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2009年04月28日
プレス発表を行ないます

4月20日付、読売新聞掲載記事「最後のパレード」はがきキャンペーン作品盗用疑惑について、社団法人「小さな親切」運動本部では、プレス発表を行ないます。
と き 2009年4月30日(木) 午後4時
ところ 文部科学省記者クラブ
プレス発表の内容につきましては、4月30日以降ホームページで発表いたします。

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わざわざ記者会見をするからには、もはや穏便に済ます気はないってことだろうと推測できます。楽しみです。
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2009-04-29

お部屋1833/「北野誠降板は創価学会の圧力だ」と言い続ける人々

北野誠が記者会見をしたのですね。

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「毒舌キャラ演じるため…」不適切発言の北野さん、涙で謝罪

4月28日17時22分配信 読売新聞
「毒舌キャラ演じるため…」不適切発言の北野さん、涙で謝罪
涙を流しながら記者会見する北野誠さん(28日、大阪市北区で)=大久保忠司撮影
 ラジオなどで不適切な発言をしたとして、所属事務所の松竹芸能(大阪市)から無期限の謹慎処分を受けたタレント・北野誠さん(50)が28日、大阪市内のホテルで記者会見し、「事実に基づかない不適切な発言で、自分と同じ業界で働いているタレントの皆様、所属するプロダクション関係の皆様らに多大なるご迷惑をおかけした」と謝罪した。

 今月13日の処分発表以来、会見に応じたのは初めてで、時折涙ぐみながら「毒舌タレントとしてのキャラを演じるために、しなくてもいい発言があった」と振り返り、「トーク、話芸の未熟さがあった」と語った。

 処分の原因となった具体的な内容については「対象になった方にさらに迷惑がかかる」として明らかにしなかった。復帰のめどなどについては「全く白紙の状態。自分自身を見つめ直して再構築したい」と話すにとどまった。

最終更新:4月28日20時12分

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この記者会見は、テレビでも流れてました。「なんでテレビはこの問題を扱わないのか」と言っていた方々も、これで満足ではないでしょうか。
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2009-04-28

お部屋1832/中村克・矢野穂積・朝木直子・瀬戸弘幸 2

中村克が書いていることをひとつひとつ批判しようと思って途中まで書いたのですが、挫折しました。量が多すぎるのと、内容がデタラメすぎて、いちいち指摘できないです。

この人は「引用の要件とは何か」「社員が仕事として制作した著作物の権利はどうなるのか」「著作者が不明な著作物はどう扱われるのか」「著作権と著作者人格権の違いは何か」なんて「高度な」著作権に関する理解ができていないだけじゃなく、「著作権とは何か」さえわかっていないように思えます。

このことをすべて指摘しようとすると、著作権について一から論じなければならない。それを説明してやったところで、中村克は決して理解しないでしょう。その上、次から次と呆れた文章を発表するため、ついていけないです。

4月27日には、「論談TV」「毎日新聞の報道は見解の相違、オリエンタルランドも困惑しているでしょう」「思いやり社会を創造するために小沢一郎を首相に」をアップ。前者はすでに公開していた文書ですが、これによってさらに批判を集め、サンクチュアリ出版の立場を悪くしています。中村克はとてつもないマゾか? 
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2009-04-27

お部屋1831/中村克・矢野穂積・朝木直子・瀬戸弘幸

「中村克という人間が矢野穂積・朝木直子(草の根)と組んで、東村山市でどんな役割を果たしたのか」について、改めて整理した方がいいと思っていたら、3羽の雀さんがやってくれました。さすがの整理能力です。私は私があんな文章を書いたことも忘れてました。

3羽の雀さんも書いているように、『最後のパレード』によって、「草の根」が薄井市議に対していかにデタラメなことをやってきたのか、なぜ3羽の雀さん荒井さん橋本さんたちが、この問題に関わるようになったのかが広く知られることになったことについては、中村克さんに感謝しなければならないでしょう。

『最後のパレード』盗用問題を通じて中村克という名前を知った方は、ぜひとも東村山市で、中村克が支援してきた会派「草の根」矢野穂積朝木直子についても知っておいてください。

「草の根」については、彼らが発行している「東村山市民新聞」のサイトを参照してください。「新聞」とついてますが、単なる政治ビラですので、誤解のないように。「最大の支持者」と言ってもいい中村克が、これだけの騒ぎを起こしているのに、それについてはまったく触れずに、なお「親創価ネット族」なるレッテル貼りをやり続けています。

「なんだ、それ」って話ですが、彼らは自分らを批判する者たちはすべて「創価学会員」あるいはそれに類するものだと決めつけます。彼らを批判する者の中には、私を含めて、創価学会に批判的な人間も少なくないのですが、そんなことはおかまいなし。批判から逃れるために、批判者を貶めようとするのは、中村克も得意とするところです。
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お部屋1830/『最後のパレード』における版元の責任・書店の責任 3

『最後のパレード』盗作問題は、サクンチュアリ出版も著者も、想像以上に悪質であったことがはっきりしてきていますが、そちらは別項でやるとして、まずは書店の責任について。

先週末からサンクチュアリ出版は、ネット上の取り扱いを中止しています。増刷を中止し、在庫が切れたため、「あとは店頭にあるものが売れるのを待つだけ」ということなのかとも疑えます。

というのも、ネットで見る限り、ネット書店も、それ以外の書店も、ひとつとして取り扱いをやめた書店はない模様。つまり、サンクチュアリ出版は、今なお回収をしていません。かつ、自主的に販売をやめた書店もないようなのです。ほんの一部であっても、そういう書店があって欲しいものですが、ネットでは見つけられませんでした。

「書店が個別の本について著作権侵害であるか否かの判断はできず、出版社から回収する通告がない限りは販売する」ということなのだろうと思うのですが、「1827/『最後のパレード』における版元の責任・書店の責任」「1828/『最後のパレード』における版元の責任・書店の責任 2」で述べたように、書店は日常的に本を注文するのかどうか、店頭に出すのかどうか、それを積極的に売るのかどうかの判断をしています。この本を積極的に推薦してきた書店も多数あります。推薦はできても、販売しない決断はできないってどういうこと?
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2009-04-25

お部屋1828/『最後のパレード』における版元の責任・書店の責任 2

「書店の責任」については、「書店が売り続けていいいのか」といった意見はありつつ、その理由をきれいに説明したものはなく、だからこそ私もまとめる気になったのですが、昨日あたりから、これについて言及する人がチラホラ出てきています。

たとえば【天使と悪魔のビジネス雑記帳/業界は売り逃げを許すのか:出版偽装「最後のパレード」】。食品偽装と同じであると考えれば、メーカーはすぐさま回収するのが妥当であり、「回収したら会社が潰れるから」と考える会社はまさに潰れていいわけです。なおこれを売り続けた場合、書店もこの偽装商品の販売に加担することになるのではないか。というのがこの一文の趣旨です。はっきり書いてはいませんが、幇助になろうということでしょう。

輸入のうなぎを国産と偽装した商品を仕入れてしまった小売店にとっては、欠陥商品を押し付けられたのですから、メーカーは返品を受けつけるのが当然。しかし、この場合、小売店が表示を国産と表示して販売することもおそらく可能でしょう。
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2009-04-24

お部屋1827/『最後のパレード』における版元の責任・書店の責任【追記あり】

なぜ中村克さんはこうも次々と燃料を投入するんですかね。本日はこんな玉稿を発表。絶好調です。

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ほぼ100%の書店さんが、今でも良いイメージで売ってくださっている「最後のパレード」のほんの些細な手続き上の瑕疵をとらえ、攻撃を続ける一部の人たちは、この本の売り上げにより、年間2000万円以上(推定、初版47000冊分だけで150万円以上)がユニセフに寄付されることなどを考慮せず、一部が悪いと全体を否定します。

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ほんの些細な手続き上の瑕疵…。

パクリをやらずに書けば、それだけの金額が寄付できたのだから、今後、本が回収、絶版になった時は、自腹でその金を寄付すると宣言したのですね。寄付の相手は日本ユニセフ協会じゃない方がよりよいと思いますが。
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2009-04-23

お部屋1826/『最後のパレード』の著者・中村克について 2

めったなことでは一日に二度も更新しないのですが(「マツワル」用の図版は除く)、私が東村山の問題に首を突っ込むきっかけになった人物の話題ですから黙ってはいられません。

長らく「黒子の部屋」は死んでいるも同然で、「てぃんくるsns」にばかり書いていたのですが、一転して、あっちは開店休業に入ってます。東村山の問題に完全復帰したのは、北野誠、中村克両氏のおかげと言えましょう(いつまで続くかわからないですが)。

気づいてなかったのですが、サンクチュアリ出版の社長は、昨日、新たな文書を出していたのですね。おそらく「このままではまずい」と判断した人物のアドバイスを受けたものと見え、これまで主張していた「盗作ではない」などといったおバカな文言はありません。

これでひとまず収まるかと思ったら、中村克が産經新聞の取材に見事な発言をしてくれました

謝ったのはいいとして、なお「盗用といわれるのは心外だ」と言っているので、まだまだ批判は続きそうです。
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お部屋1824/盗用出版社・サンクチュアリ出版 2【追記あり】

IQの低い読売新聞だけでなく、同じくIQの低い朝日新聞、毎日新聞、産経新聞などなども報じて、さらにはIQの低い2ちゃんねらーからの激烈な批判を受けて、サンクチュアリ出版は著作権侵害があったことを認めました。

しかし、著作権にまったくの無知であったことを晒しただけです。その上、無知を逆手にとって批判を迷惑がる始末。サイテーな出版社です。これでは批判は収まらないでしょう。

すでに書いたように、著作権侵害はもっぱら著者が責任を負うべきだと私は考えていて、「バカな著者と組んだものだ」と出版社を蔑視することはあっても、批判することはあまりなく、「事前チェックは不可能だ」と時には同情することもあるのですが、今回ばかりは別です。IQの低い私も批判をし続けることにします。

以下、MSN産経新聞ニュースから。

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 鶴巻社長との主なやり取りは以下の通り。
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2009-04-22

お部屋1823/再度、瀬戸弘幸の前科を問う

「ソースを出せ」というから、「1819/瀬戸弘幸は前科者」で出してやったのに、まだ納得してないようなので、もうしばらく「瀬戸弘幸前科問題」におつきあいするとしましょう。

「日本よ何処へ」4月20日付「前科者コメントに関しての見解 」より。

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 選挙直前には「前科2犯の殺人鬼」などと書いたブロガーもいたので、万世橋警察署に告訴の件で相談しました。このときは選挙妨害ということで、先ず相談をしましたが結果的には正式な告訴はしませんでした。

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今回の話とは何の関係もないので、パス。印象操作に忙しい瀬戸弘幸です。

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 ●顔面汚物の汚物遺伝子の汚物臭い瀬戸弘幸は逮捕歴2回のキチガイ汚物で生ゴミ臭い不潔人

 ●(自称)前科2犯・腐れキチガイ糞汚物のキモイ池沼生ゴミ瀬戸弘幸ww

 ●維新政党・新風=人殺し・詐欺師・ヤクザ・コソ泥・乞食・生ゴミ集団ww

 これは2ちゃんねるに書かれているコメントですが、私はこのことについて、匿名ではなく実名のブログで書く人がいるなら、私は名誉毀損で告訴して勝つ自信があると書きました。(正確にはウィキペディアに関して述べたものですが、意味は同じです。)

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わかっているなら、正確に書きましょう。
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