2008-08-21

お部屋1629/万引き事件をでっち上げるバカ組織

まずは訂正。「C.I.L」の荒井さんに、古牧和郎著『集団ストーカー 盗聴発見業者が見た真実』新刊だと教えてしまいましたが、昨年出たものでした。私の方から訂正しておきます。

ところで、このところ、「りんごっこ保育園」の情報がまったく出なくなってます。どうなっているの? すっかり話題は、「朝木明代の自殺を集団ストーカーによる他殺だと言い張る人々」に移ってしまい、「草の根」の狙い通りに事が進んでます。

佐藤市議までが【りんごっこ保育園問題とは何だったのか】と、あたかも過去の話かのように書いてます。

いくら3羽の雀さんが呼びかけたところで呼応する市民はおらず、この問題は、無気力・無関心の東村山市民や東村山市議では解決できそうにないので、朝木明代の自殺を改めて広範に議論するしかないのかとも思うのですが、「りんごっこ保育園」のことがこのままうやむやになるのはなんとも悔しい。せっかく取材を進めているテレビ局だって、こうも市民や市議たちが沈黙し、「もう終わり」という態度では番組にしようがないでしょう。

しっかりしてくださいよ、東村山市民の皆さん、市議の皆さん。諦めつつ、言うだけ言っておきます。

では、話を元に戻して、「1625/奇妙な符合」の続きです。

「FORUM21」2004年1月15日号に掲載された「『怪死』事件との関連性を窺わせる『二つの報道』と『一つの投書』」に出てくる「怪文書」はなぜ信憑性がないのか。

この怪文書は創価学会の青年部長を名乗る人物から各出版社に送られたもので、朝木明代に似た女性を東村山でピックアップしたと告発するもの。つまり、創価学会が替え玉をしたてて万引き事件をでっち上げたというのです。

この文書に信憑性がないと判断できるのは、第一には語られている内容の問題です。替え玉を立てて万引き事件を捏造し、人を陥れること自体があり得ないと言っていい。

そんなバカなことをやる組織がいったいどこに存在しましょうか。もしこの替え玉が万引きで逮捕されてしまったらそれまでじゃないですか。あまりにリスクが高いのです。

仮にうまく万引きしてしまったら、Tシャツ1枚得したってだけです。「よかったな、何年間も練りに練った緻密な計画が大成功して、Tシャツ1枚をゲットしたぞ」と喜ぶ組織がどこにあるのか。

うまい具合に目撃されて、うまい具合に逃げられて、うまい具合にそれが朝木明代だと誤解され、うまい具合に警察が動き、うまい具合にその時間に朝木明代にアリバイがない場合に初めてこの計画は成功する。その可能性はあまりに低い。

成功したところで、悪質なものでなければ、万引きは説諭で終わることも多く、そうであったなら、市議としての活動を続けることも可能だったでしょう。綿密な計画を必要とするわりにリスクが高く、成功したところで得られるメリットが小さすぎるわけです。

現行犯逮捕ではなかったにもかかわらず、朝木明代の万引きが書類送検されたのは、同じ店で繰り返し万引きをやっていたとの目撃証言があることも影響しているわけですが、これも替え玉がすべてやっていたとでも言うのでしょうか。

さらに、検察が起訴する可能性が出てきたのは、朝木明代と矢野穂積がアリバイ工作をして破綻したことが大きい。ここまで至ったのは天文学的に低い可能性が現実に起きたってことであり、そのわずかな可能性に賭けて、わざわざ替え玉まで立てるような組織がどこにありますかって。

こんなことをやる組織であれば、とっくに矢野穂積市議の替え玉を立てて立ちションをして、立ちション事件の犯人に陥れているに違いありません。ハメられた矢野市議は、立ちションの濡れ衣を晴らそうとしてアリバイ工作をするもあえなく瓦解して書類送検される。そんなことを予測して、立ちションでっち上げ計画を立てる組織がないように、万引きでっち上げ計画なんてものを考えるバカはいませんて。

替え玉を立てて万引き事件の犯人に仕立てるということ自体が荒唐無稽であり、「やけしに」的な発想、あるいは「集団ストーカー被害者」的な発想を感じないではいられません。

それでもここでは、「そんなバカな組織がある」と仮定しましょう。怪文書にあったように、そんなバカな計画を念入りに立てたのに、最後の最後で運転手の手配を忘れていて、急遽、事情を知らない人物に頼む組織があったと仮定します。バカ組織ですから、そのくらいは簡単に忘れるわけです。

このバカ組織は、計画を見事成功させて、憎き朝木明代を陥れ、矢野穂積、朝木直子まで失墜させる寸前のところで朝木明代を殺してしまって、すべての努力を無駄にしましたとさ。大バカですよ。

こんな話を未だ主張しているのが矢野穂積であり、朝木直子です。朝木明代が万引きをしたことを知っているがために、こんなことでも言うしかなくなったのでしょう。それに協力しているのが「未解決凶悪ジャーナリスト」たちです。

ホントに「FORUM21」に巣くう人々は悪質です。彼らの「反創価学会」という思想、活動、そして商売のために、ありもしない万引き替え玉事件、そして他殺事件を喧伝する。そのために、【自殺の動機が見当たらない】などと明らかなウソを言い、都合のいい時にだけ【人通りが少なくない】と言ってのける

その結果、矢野穂積、朝木直子の選挙を実質的にサポートし、彼らが「りんごっこ保育園」多摩レイクサイドFMを私物化することをもサポートしています。出演までしているわけですから、「それとこれとは関係ない」とはとても言えまい。彼らは彼らで、そうすることによって、公共の電波を使って、自分たちの存在や考え方を垂れ流すメリットを受けているわけです。

何度も繰り返しますが、こんな連中に「反創価学会」勢力を代表させてきたのがこの国の不幸です。「反創価学会を標榜する連中はこんなヤツら」と指摘さえしていれば、創価学会の会員たちは自分らの正しさを確信するだけのこと。それによって創価学会が維持され続ける限り、彼らも商売のネタには困らないってわけです。さすがにもう「FORUM21」は読者にも愛想を尽かされつつあるようですけど。

「未解決凶悪ジャーナリスト」たちの巣窟「FORUM21」は、4月に隔週から月刊になっているのに、なおも「隔週刊誌」と大きく掲げています。「定期購読」のページでも、その説明はなし。1冊あたり400円ということで料金をとっているので、騙しているわけではないにしても、発刊ペースくらい正確に記載するのがまっとうな雑誌ではなかろうか。売れてなくて月刊にしたことを悟られたくないのでしょう。まっとうな雑誌じゃないですから、しょうがないですね。

この話、まだ続きます。

このエントリへの反応

  1. [...] 1629「万引き事件をでっちあげるバカ組織」 [...]

  2. [...] わざわざ万引きでっち上げ用のダミーを葬儀会場に送り込んで「犯行声明」をやった「バカ組織」だったのでした。 [...]

  3. [...] すでに検討したように、そんなもん、ありゃしなかったと思うのですが、「自分のところにこんな情報があった」として「週刊新潮」に「替え玉説」を掲載させる。どうせ「週刊新潮」 [...]

  4. [...] 読んでいない方は「1629/万引き事件をでっち上げるバカ組織」をテキトーに読んでおいてください。なんでこうも同じような話を何度も説明しなきゃならんかな。学習能力のないヤツらを相手にすると疲れます。 [...]

  5. [...] 彼らが語る物語を実行しようとすると、膨大な人員が必要になることは、「1629/万引き事件をでっち上げるバカ組織」「1667/バカ組織再び」あたりで指摘しましたが、これについては、いまだ「草の根」も、乙骨正生も、段勲も説明できていません。当然、瀬戸弘幸も説明していません。できないでしょう。被害妄想だけを拡大して、それを客観的に見て検証するということができない人たちです。 [...]