電子書籍制作・流通の基礎テキスト 出版社・制作会社スタッフが知っておきたいこと
希望小売価格:2,000円 + 税 (この商品は非再販商品です)
ISBN978-4-7808-0206-1 C0000
A5判 / 192ページ /並製
[2014年05月刊行]
印刷・製本●シナノ印刷株式会社
ブックデザイン 山田信也
『電子書籍制作・流通の基礎テキスト』の立ち読み版EPUBファイルをご用意しました。
本文の抜粋を試し読みできます。
・立ち読み版『電子書籍制作・流通の基礎テキスト』
【電子書籍】
●『電子書籍制作・流通の基礎テキスト』は電子版(価格:1,000円+税)もあります。以下のサイトでご購入いただけます。
内容紹介
電子書籍を制作する上での、基礎基本のテキスト。
電子書籍の中身から、配信・流通の注意点、今後の課題まで、
電子書籍を作る上で知っておかなければならないことを、わかりやすく解説しています。
便利な用語注釈付き。
今まで電子書籍に携わっていた出版社・制作会社のスタッフ、
そしてこれから電子書籍に携わろうとしている人にも、必読の一冊です。
目次
まえがき
1 電子書籍の概要
1-1 電子書籍のあゆみ
1-2 電子書籍の仕組み
1-3 電子書籍の活用分野
1-4 電子書籍でできること、できないこと
2 電子書籍制作の手順
2-1 出版社の役割
2-2 制作者の役割
3 フィックス型電子書籍の制作
3-1 底本スキャンからの制作
3-2 DTP データからの制作
3-3 紙の書籍と同時に制作
3-4 制作のポイント・注意点
4 リフロー型電子書籍の制作
4-1 底本からの制作
4-2 DTP データからの制作
4-3 紙の書籍と同時に制作
4-4 制作のポイント・注意点
5 EPUB電子書籍化の実際
5-1 EPUB とは
5-2 電子書籍制作の流れ
5-3 フィックス型EPUB サンプル
5-4 リフロー型EPUB サンプル
5-5 文字についての補足
5-6 実機での見え方の違い
5-7 EPUB の課題、今後の拡張性など
6 電子書籍の配信・流通
6-1 流通の仕組み
6-2 電子書籍ストアの仕組み
6-3 電子書籍における書誌データ
6-4 コンテンツID の種類
7 電子書籍の新しい流れ
7-1 セルフパブリッシング
7-2 オンデマンド出版
7-3 アクセシビリティ
8 電子書籍制作の課題と展望
8-1 電子書籍の事業構造の変化
8-2 出版社に求められる取り組み
8-3 印刷会社の役割変化
8-4 出版取次の役割変化
8-5 グローバリゼーションによる影響
おわりに
注釈
参考資料・URL
電流協とは
著者プロフィール
植村 八潮(ウエムラ ヤシオ)
1956年千葉県船橋市生まれ。
電子出版制作・流通協議会 技術委員会 委員長、専修大学文学部教授、出版デジタル機構取締役会長。
早い段階から、日本の電子書籍の可能性を研究、追求し、その普及を目指す。
著書に『電子出版の構図̶実態のない書物の行方』(印刷学会出版部、2010年)、共著に『出版メディア入門』(日本評論社、2006年)など。
電子出版制作・流通協議会(デンシシュッパンセイサクリュウツウキョウギカイ)
電子出版産業の発展のため課題の整理と検証、配信インフラ基盤に関わる問題解決、市場形成における検証や電子出版振興に関わる提言等、出版社や出版関連団体、権利者及び行政との密接な連携により、電子出版の発展に貢献することを目的として活動している。
追記
関連リンク
●電子出版制作・流通協議会 公式サイト
http://www.aebs.or.jp/