投稿者「松沢 呉一」のアーカイブ

松沢 呉一 について

1958年生。ライター。

最近読んだ本

もう数年前だと思いますが、ちょっと話題になっていた(らしい。話題になっていたことを最近知った)本があって、今更ですが読みました。

●『ルビンの壺が割れた』宿野かほる/新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/351161/

ルビンの壺っていうのは、よく「だまし絵」で出てくる、見方によって壺にも、向き合う男女の横顔にも見えるっていうやつで、なんでこれがタイトルになっているかの説明は割愛しますが、
この本がなぜ話題になったのかというと、担当編集の人が内容のあまりのすごさにオビの文言が思いつかず、一定期間だけネット上で全文公開をして、読者からオビ文言を募ったからです。
その中から、確か五つほどの優秀作品が、書店に並ぶ実際のオビに使われました。

それで、個人的な感想ですが、内容はそこまですごい感銘を受けたわけではなかったのですが、語り口調に惹き込まれました。
物語は中年の男女二人が、自分たちの大学時代を回想するかたちで進行していきます。
個人的に、回想する語り口って、なんだか煙に巻かれているようでこれまで好きではなかったのですが、
二人の大学時代の風景はとても綺麗な言葉で語られていて、そこに思い出の美化やら二人にとって特別な時間であったろうことやらが感じられて、それでいて物語としての勢いも失っていなくて、これは回想口調の意味があるなあと感じられた作品でした。

こどもちゃれんじぽけっと通信2019年4月号●編集・デザインの仕事

ベネッセコーポレーション発行「こどもちゃれんじ」2・3歳児コース「ぽけっと」受講者の保護者向け冊子、
「こどもちゃれんじぽけっと通信」の制作をしました。
デザインは和田・小久保、編集は上野・松村が担当しています。

今年度は、すでに保育園に通っている家庭向けの「保育園生活応援タイプ」と
いまはおうちで過ごしていて、来年の4月から幼稚園への入園を検討している家庭向けの「プレ保育タイプ」との2タイプ制作していて、
「第二特集」がタイプ別で切り替えとなっています。
表紙のイラストは山内庸資さん。表紙のデザインは細山田デザイン事務所さんです。

最近読んだ本・番外

最近はあまり本を読んでいなくて、絶対量が少ないがために、おもしろかった本も紹介できないのですが、
たまたま読んだ雑誌の連載が、個人的にすごく好きです。

●『BAILA』11月号より。画像は一部です

もはやこの連載を読むがために、書店で立ち読みしたり、ついでのことに雑誌ごと買ったりしてしまっています。

三浦しをんの本は、『きみはポラリス』『舟を編む』と2冊だけ読んだことがあって、2冊だけしか読んでないけど、なんか空気清浄機をかけられちゃった後みたいな綺麗な世界の話で、個人的にはそこまでハマらなかったのですが、ならばエッセイをと、文庫を2冊買いました。
『お友だちからお願いします』/大和書房
『女子漂流』三浦しをん・中村うさぎ対談本/文春文庫
いま、女子漂流のほうから読みかけです。

あんふぁん2019年2月号●編集・デザインの仕事

サンケイリビング新聞社発行の、幼稚園児とママのための情報誌「あんふぁん」。
2003年の創刊時から、編集・デザインを請け負ってきたポットですが、
2019年2月号が制作に携わる最後の号となりました。

●Webで全ページ読めます
https://book.living.jp/ebooks/enfant/enfant/tokyo/201902/index_h5.html

そして先週金曜日、社長・沢辺の主導のもと、制作に関わったスタッフ全員の「おつかれさま会」が行われました。
新宿・腰塚の高級焼肉です!

たこせんにハマる

先週末、大阪出身の友人案内のもと、大阪に行ってきました。
いろいろなところを巡ったのですが、何よりも「たこせん」にまんまとハマって帰ってきました。

「たこせん」と聞くと、たこ味のおせんべいのみを想像するかたがいるかもしれませんが、それは違います。
たこ味のおせんべい(またはえび味のせんべい)の中に、たこ焼きが挟まれ、
おせんべいとたこ焼きとをくっつける意味合いも含め、無造作にソースとマヨネーズがかけられているという食べ物です。

私はずっと、たこ焼きというものは、それだけで食べると物足りないような、脂っこいような、
でも白米と一緒に食べるのはなんか違うような、中途半端な食べ物だと思っていたのですが、
そのすべての悩みがこれで解決された、かつ、店ごとにせんべいのしなしな感や大きさも違ったりして、
作り手の創意工夫が感じられる一品であります。

1泊2日の滞在中に2つ食べたのですが、すでに恋しくなっています。

一箱古本市、無事終了

ポットのサイトでも告知していた、神宮前二丁目新聞&ポット出版が
ピープルデザインストリートに出店した「一箱古本市」、無事に終了しました。
イベントの様子については、
実は、神宮前二丁目新聞のホームページというものを密かにつくっていて、
その中でこんな記事を書いていますのでこちらをご覧ください。

ポットでは、ポットの本以外にスタッフからかき集めた本も販売。
松村個人の本は、上の写真のような感じで、コメント付きで売っていました。
古本市に、売り手として参加してくれたかたから買った本や、
おしゃべりしながら「この作家なら、あの本おすすめですよ」と教えてもらった本も。
一人では、読みたい本ってなかなか見つけられませんが、
誰かとこういう話をするときっかけができるので、嬉しいというか、助かります。

たいけんのトビラ12月号●編集プロダクションの仕事

こどもちゃれんじ親冊子「ほっぷ」「ぽけっと」「すてっぷ」コースに共通で掲載される記事
「たいけんのトビラ」の編集を担当しました。

今回のテーマは「カレー」。
1Pめのしまじろうカレーを作らなければなりませんでした。
とにかくしまじろうが可愛くないと…ということで、カレーの制作をお願いしたのはキャラ弁作家のmomoさん。
数年前「あんふぁん」の読者さんとして誌面づくりにご協力頂いていたmomoさん、
ひさしぶりに、別媒体でお願いすることができて嬉しかったです。

デザイン/若井夏澄(tri)
撮影/難波純子
しまじろうカレー調理/momo
イラスト/山本まもる

最近読んだ本

ちょっと前の日誌で、おもしろかった本について書いて、
自分の備忘にもなるし、そのうちまた日誌の場を借りて書いてみようと思っていたのですが
そもそも、これはと思える本になかなか巡り合えないので、
おもしろい・おもしろくない構わず、最近読んだものをとりあえず挙げます。

●小説
テティスの逆鱗」/唯川恵著、文春文庫
女性の整形の話。通勤の行き帰りの電車の中で読むのに、ものすごくベストだと思います。
登場人物の関係も複雑でないし、筋も単純だし、
仮に「これ誰だっけ」となったとしても、読み進めるのにさほど差し障りがないので。

●新書
整形した女は幸せになっているのか」/北条かや著、星海社新書
結局、幸せになってるのかなってないのか、よくわかりませんでした。
うしろのほうに載ってる、中村うさぎさんへのインタビューはおもしろかった。

●ルポ
浮浪児1945-―戦争が生んだ子供たち―」/石井光太著、新潮文庫
おもしろいです。別に戦争のことに興味がさほどなくても読めます。
先週日曜(8/12)のNHKスペシャルでは、この本に載ってる人たちや場所がたくさん出てきてました。

サイエンスすてっぷ・じゃんぷ8月号●編集・デザインの仕事

和田がこの日の日誌に書いていた、鏡を使った撮影。
この見開きページを撮影してました。

ショートケーキと、枠のない鏡を求めて、5月の新宿をさまよった思い出があります。

ベネッセコーポレーション発行「こどもちゃれんじ」サイエンスプラスコース、
すてっぷ(4・5歳児向け)・じゃんぷ(5・6歳児向け)の実験ガイドです。
撮影は千代田スタジオさん。