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連載●ワタシはARENAをこう使っている
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ワタシはARENAをこう使っている●第8回…日高崇の場合05
着信音大好き(前編)
書き手●日高崇
hidaka@pot.co.jp
[2002-09-20]

Macintoshを使いはじめた者が一度はハマる「効果音カスタマイズ」。私がMacを触りはじめた10年ほど前は、わざわざ専用ユーティリティなどで各々の動作にサウンドを割り当てたりしてシステムを不安定にする人が後を絶たなかったのですが、OS 8.5あたりでアピアランスによるサウンドトラック設定、などという仕組みが用意されるようになると、皮肉なものでこのカスタマイズ文化は廃れてしまったような気がします。

しかしなおそれでも、サウンドのカスタマイズ文化というのは脈々と受け継がれていて、ふとした拍子にブームが再燃したりしています。近年ではケータイ着メロのブームなどがそれにあたるのではないでしょうか。(ブームが短命に終わるのも一緒なのが悲しい。)

というわけで、今回は実用からぐぐっと離れて着信音のカスタマイズです。

●サウンドリソースをいじる

もしかしたらもはや知らない人が多いのかもしれませんが、MacintoshではReseditというツールを使って、プログラミングの素養がミジンもない人間でもある程度アプリケーション自体(の一部)をいじることができます。では手順です。

1. Reseditをここなどから入手し、ARENAをReseditのアイコンにドラッグ&ドロップします。ARENAは念のためコピーして作業するようにしましょう。ウインドウが開くので、「snd」というアイコンをダブルクリックします。ARENA自身に内蔵されているサウンドリソースが見えますね。ここにサウンドを追加していってあげれば良いのです。

2. 適当なサウンドファイルを用意し、これまたReseditにドラッグ&ドロップします。今度は小さめのウインドウが開きますが、こちらもやはり「snd」アイコンをダブルクリックします。

3. サウンドリソース本体(この場合は「フヒュオウ」という名前が付いているようですね)を選んで、コピーし、ARENAのリソースの方にウィンドウを切り替え、ペーストします。

4. これだけです。Reseditを終了して、ARENAを再起動すれば、選べる着信音が増えています。

で、普通は「……というマニアックなカスタマイズがありますね」で終わってしまうのですが、我が心の師であるC氏(Macintoshカスタマイズジャンキー)はこのようなまだるっこしい方法にあきたらず、もっとマニア度の高い解決法を模索していました。私もいろいろアドバイスをしたのですが、その後どうなったかは確認していません。……ので、今回もう少しスマートなサウンド組み込みに挑戦してみました。が、ちょっと長くなってしまったので後編に続きます。

   
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