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連載●ワタシはARENAをこう使っている
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ワタシはARENAをこう使っている●第1回…石田豊の場合01
メールをまとめてエディタにドラッグ&ドロップ
書き手●石田豊
yutakaishida@wakam.com
[2002-08-01]

私もメルマガをいくつか「購」読してます(関係ないけど、「購」読ってヘンな言い方ですね。ふつーアガナっていないわけですから)。またいくつかのメーリングリストにも参加しています。当然のことではありますが、それらメルマガ、MLは私の興味関心の深い分野のものです。メルマガやMLにはその性質上、まとまったWebページや書籍などにも含まれない、ふか〜い情報が含まれている場合が少なくありません。

友人、知人から受け取ったメールもまたしかり。公開できないウラの情報やらも含まれてるし、こちらからの質問に答えてくれた事項も入っています。

過去メールは自分にとって最大最強の情報玉手箱であります。えーっと、その件についてはあのMLで前に話題になったことがあったっけなあ、とか、それは前にヤマダが何か書いてたなあ、とか。

もちろんそのためにメーラーの検索機能があるわけで、キーワードを入れて検索を掛ければ検索語を含んだメールを抽出することができます。もちろんARENAにも検索機能はありますし、ご承知の通り、けっこう強力であったりします。

しかし(ARENAのみならず)メーラーの検索機能に依存すると、(1)メーラーの乗り換えができなくなる。ないしは乗り換えてしまった後に往生する (2)メール以外の情報源(自分で作ったメモや原稿)と横断的な検索ができなくなる という欠点があります。

そこで(ま、その理由だけではなく、メール情報のバックアップという目的もあるのですが)、私はメールデータをテキストファイル化しています。

ARENAは(本にも書きましたが→168ページ)、この「メールデータのテキスト化」という点ですんばらしい機能を有しています。メールのタイトル(リスト)をエディタ上にドラッグ&ドロップすることで、その内容をテキストファイル化してくれるのです。

ある程度まとまった期間のメールをメールボックス/フォルダ単位でJEditの新規ファイルにドラッグ&ドロップし、テキストファイル化します。また重複を覚悟で、特定の重要問題に関する一連のメールを(たとえばARENAの検索機能で抽出して)ファイルにまとめます。ひとつの事柄に対して、友人のだれかと思わず「往復書簡」みたいになっちゃうことってあるでしょ、そういう時、その往復書簡をまとめてひとつのテキストファイルにする。

こうしておくことで、検索の汎用性が拡がるわけです。

ただ、ここで目下の問題は、検索のための“道具”にナニを使うかってこと。

Mac OS 9までは、私は「ファイル検索犬ポチ」というソフト(Good)を愛用していましたが、どうもそれはMac OS X版はでないもよう。同じくMac OS 9までは定番であった「UltraFind」もしかり。

やむをえずSherlockを使っていますが、こいつは、(1)あらかじめ索引を生成しなければならない (2)正規表現が使えない (3)検索結果のプレビューができず、ヒットしたファイルを片端から開いていかなければならない という根源的な欠点をもっています。哀しい。

ポチに代わるソフトを探しているんですが……。なにかいいのないですかねえ。

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